(続きです)
「わかり…ました」
私がためらいながらも提案を承知すると、舞さんの顔が輝きました
そして私がシャワーを浴びて下着姿の上に用意されたタオル地のローブを羽織ってご夫婦の寝室に行くと、もうそこには舞さんの他にご主人も待っています
「待ってましたよ。承知して嬉しいよ、ひとみさん」優しい声で呼びかけるご主人はブランド物のスウェットの上下を着たごく普通の穏やかな男性にしか見えませんでした
私にとって舞さんのご主人はダイナーの絶品ハンバーガーを焼くキッチン担当の顔しか知りません
しかし寝室にあるクイーンサイズのベッドの上には様々な色の縄がまとめられて乗っているのが異様な光景でした
「さあ、これが縄だよ。まず一般的な麻縄、SM映画や雑誌グラビアなんかで女性が縛られてるのはまずこれ」ご主人はよくあるような太めの縄を手に取りました
「でもこれは縛られてる女の人は痛いし縛られた跡が荒れたり皮膚が傷付いたりする。昭和のシロモノ、これは使わないよ」ご主人はその縄を袋にしまい、代わりにネイビーブルーの縄を取り出しました
コロンを染み込ませてあるのかフワッと香りがしました
「今回はこれであなたを縛る。柔らかくてしなやかなレーヨンを寄り合わせてある緊縛用に特注した縄だよ、さあ、ひとみさんローブを脱いで」ご主人の声はよく響き、穏やかですが有無を言わせない響きがあり、私は何か誘導されるようにローブを脱ぎ、ご主人と舞さんの見ている前で下着姿になりました
淡いブルーのブラとお揃いのショーツ姿の私を見てご主人が嬉しそうに目を細くします
「きれいな肌だね。スレンダーだけど胸もある、若い娘はいいな」値踏みされたようで私はちょっと抵抗ありましたが、後ろから舞さんに肩を抱かれてベッドの上に座っているご主人へと導かれます
舞さんもワインレッドのランジェリー姿になっています
ご主人はあっという間に私の両腕を素早く緊縛してしまいました
結び目を幾つも幾つも器用に作ります
私の腕はもう動かす事も出来ません
しなやかな柔らかい縄が肌に絡んだ瞬間、私はゾクッとしました
何か取り返しがつかない事をされてるようなおぞましい感覚です
そんな私の感覚をよそにご主人の緊縛は進んでいきます
縛られたままの両腕は上に上げられてベッドの柱へと結ばれてしまいます
「あなたのきれいな腋の下を丸見えに晒さないとね。それにしても真珠みたいな透き通った肌だ。同じ若い女でもモデルクラブのすれっからしとは全然違う!」ご主人は興奮して喋り続けます
下着姿の私の身体に濃いブルーの縄が絡み、幾何学的に緊縛されます
「これが菱形結び、よくこれを亀甲と勘違いする奴がいるんだけど…やあ、ひとみさん、美しいよ。あなたは若いのに縄が映えるねえ」ご主人はすっかり興奮し、縛られている私を見下ろしてる舞さんの目も興奮でギラギラ光っています
そして、次第に私も変な気分になってきました
肌に縄が幾重にも絡みつく感触が私の理性を狂わせているのでしょうか
乳首や下半身のあそこの奥がジンジンと微かに疼いてきます
ご主人は私の下半身に手を伸ばしました
私の太ももを手のひらで撫でて感触を楽しんだ後で「じゃ、あなたのきれいな脚を縛ろうか。清純なひとみさんだから、うんとセクシーにM字開脚にしてみよう」と恥ずかしがる私の脚を広げてそれぞれMの字になるように縛ってしまいました
ものの数十分で私はベッドに固定され、セックスで下になって犯されているような格好で緊縛されてしまったのです
「どう?あなたはまるで生きた芸術品みたいに綺麗に縛られたんだけど。生まれて初めて本格的に緊縛された感想は?」ご主人のよく響く声が余計に私の理性をトロトロと溶かすように染み入ってきます
「は…恥ずかしいです」
寝室には今日のためなのでしょう
大きな姿見の鏡が幾つも立てかけられて、それに写った私の姿はどう見てもブルーの縄で緊縛された性奴隷のようでした
それを見ているうちに私の倒錯した性癖がさらに刺激されたのでしょうか
身体はさらに熱くなり、あそこの奥がジワッと潤ってくるのを感じました
そんな私の状態に構わず、ご主人の手が素早く動き、私のブラを縄の隙間から器用に外してしまいます
「あっ!」私が叫ぶ暇もなく私の上向きの乳房が露わになってしまいました
「お子さまの遊びじゃないんだから、これからの遊びに下着なんかいらんでしょ」ご主人は笑いながら下半身にも手を伸ばし、横リボン結びになってるショーツの紐も外して剥ぎ取ってしまいます
縄で縛られた私のオールヌードがご主人にも露わになってしまったのです
「M字に縛ってあげたから足を閉じて隠せないだろう?きれいなピンクのおまんこだ、やっと見れたよ。さぞ甘いんだろうねえ」
ご主人が笑います
「まず私がいただくよ!」
奥さんの舞さんが我慢出来ないように私に覆い被さってきました
(続きます)
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