そして、1カ月経った頃、女課長から「屋上に来るように」と
言われ昼食も早々に、屋上へ上がってみた。
風があり寒く、誰も居ない。
早かったのか、ドアの中で待っていると女課長が来た。
「綾子さんから 聞いたんだけど お話があると?」
「あっ はい」「それで お話しって 何?」
「えーっと」「なあに 時間が無いのよ 早く」
「あのー 僕とお付き合い していただけませんか」
「ん?」
「課長さんと お付き合いしたいんです」
「私と? 貴方?」「はい」
「どういう 間かわかっているの?」「はい」と言い、
課長さんの手を握りました。
「離しなさい この手」「okなら 離します」
「誰か 来るわよ」「来ても いいです」
「貴方は いいでしょうけど 私は困るわ」「・・・・・」
力を入れて握りました。
「もう しょうがないわね それじゃ 付き合いましょ
これで いいんでしょ 手を離して」
俺はその言葉を聞いて離しました。
課長は、急いで会談を駆け下りて行きました。
靴音をたてて。
ホッとしてたら、綾子が上がって来た。
「聞いたわよ 付き合うって 良かったね
また 続きを 聞かせてね」
「はい 綾子さん ありがとうございました」
「私たちも 今日はダメだけど 今度ね」
という事で、別れました。
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