部屋に入ると勢津子は参ったなぁ。まさかホテルに来るとは想像してなかった。久しぶり。もう何年、ううん下手すると何10年ぶりかもこういう所に来るの。と緊張を払い退ける様に喋り続ける。
俺はまぁ少しゆっくりしようよ。と言って買ってきたコンビニの袋から中身を取り出しベッドの横のソファの前に置かれたローテーブルに並べ、ソファに座る。
勢津子さんも座らない?落ち着かない様子の勢津子に隣に座るように促した。
缶ビールを勢津子に手渡し乾杯と言って缶ビールを煽った。勢津子も缶ビールに口をつける。
やだ凄い緊張してきた。勢津子は早口になっている。俺は落ち着かそうとソファに深い掛け直して勢津子と少し距離を置いてゆったりとくつろぐ。
勢津子さんはあんまり、こういうところは来ないの?と尋ねる。
勢津子は当たり前でしょ!もう私、おばあちゃんだよ。と笑顔を見せた。
俺がえーっ勢津子さんはおばあちゃんじゃないでしょ。なんか色っぽいし、まだまだ。と言うと勢津子は何言ってんの。また揶揄ってとビールにまた口をつける。
旦那さんとは来ないの?と言うと勢津子は当たり前でしょ。ウチの旦那なんてもうこの時間寝ちゃう様な爺様だもん。と笑う。
この年齢の女性に言う言葉じゃないが笑顔が可愛い。
俺はじゃあもうセックスもしてないの?と聞くと勢津子はセックスと言う言葉に少し動揺を見せてまた早口でしてない、してない。もう10年以上してない。と応える。
ねぇ。ビール置いてと俺が言うと勢津子はゆっくりと缶をテーブルに置いた。
じゃあキスも10年以上してないの?と聞くと勢津子は顔を真っ赤に染めて、してないよと小さな声で言う。
俺がキスして良い?と聞くと勢津子はえっとこちらに向き直る。俺はこちらに驚いた顔を見せる勢津子の唇に短いキスをした。
勢津子はえっやだ。恥ずかしいと呟く。
俺はもう少しして良い?と彼女の肩を引き寄せる。
やだやだ。恥ずかしいと顔を両手で覆う。
俺は大丈夫だよ。勢津子さん綺麗だよと熟女を褒める。勢津子はそんな事ない、そんな事無いと顔を両手で覆ったままかぶりを振る。
俺はそんな彼女を強く抱きしめた。強張っていた彼女の身体から少し力が抜けた。俺は彼女の両手を払い退けて熟女を唇を奪う。
固く結ばれた唇に舌を差し込んでみる。
少しの抵抗を受けたが構わず差し込んでみると彼女の舌先に俺の舌先が触れた。
彼女の口が開く。俺は舌を絡める。
勢津子は俺の背に腕を回してきた。俺は彼女の唇を激しく吸う。勢津子の息遣いが荒くなってきた。
俺は彼女の薄い布のブラウスの上から乳房をまさぐる。勢津子は更に息を荒くし、短くあっ。あっと声を上げ始めた。
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