後から聞いた話ですが、ゆんさんもいつの頃からか、二人きりで会うことの多い息子よりも若い男を一人の男として意識していたようです。
そんな二人だからこそ、お互いに遠回りながらもエロい雰囲気に持ち込み、さらには田舎の小さなホテルにまで行くことになりました。
部屋に入った途端、Sさんは僕を抱き寄せ濃厚なキスを求めてきました。
タバコの匂いが少し気になったけど、本能はそんなのを無視してひたすら舌を絡ませあいました。
その後は交代でシャワーを浴び、ベッドへ…。
音を立てまくった濃厚なフェラで僕のを大きくすると、慣れた手つきでコンドームをつけ、Sさんは僕に跨り、腰を振り始めました。
「ずっと、これが欲しかった」と言わんばかりの腰使いに僕はカラダだけでなくて心まで囚われるのを感じました。
3回戦を終えて公園に戻る頃には夏なのにあたりは暗くなり始めていて、僕は慌てて家路につきました。
その後は、公園で会うたびにSの車でラブホに行くことが続きました。
Sが生理だったり、仕事で忙しいときは社内で口だけで楽しむこともありました。
年頃の僕にはエッチ自体も刺激的でしたが、それ以上にエッチ後のまったりした時間も好きでした。
「舐めるのうまいけど、本当は他に女いるんじゃないの」とか、自分の潮で濡れたシーツを指さして「あなたがこんなにしたんだからね」と微笑むSに、僕は遊びではなく恋に落ち始めていました。
学校では童顔やガリガリの身体で女子からも馬鹿にされる僕を、「女の子みたいに綺麗」とか「可愛い」と言ってくれたお陰で自信を取り戻せたのも大きかったと思います。
月に2回ほどの逢瀬を半年ほど続けた頃、Sの車はラブホではなくさらに山奥に向かいました。
着いたのは、地元の人しか知らないような無人の露天風呂でした。
行楽シーズンなら他に人もいたかもしれないけど、中途半端な時期の真っ昼間には、周囲数百メートルにも人の気配はなく、風呂に浸かりながら始めての野外プレイを楽しみました。
その時のSの上目遣いのフェラを忘れることができません。
その帰りみち、唐突にSは「これで最後にしよう」と切り出しました。
驚く僕に、Sは「ゆんもそろそろ普通に彼女見つけないと。私はあなたの母さんより年上なんだよ。私なんかが近くにいたらダメだよ」と答えました。
せめて最後にもう一回会いたいと伝え、Sも次もう一回会えたら最後にしようと答えてくれましたが、その後は結局会うことはありませんでした。
Sとの再会は10年以上後になるのですが、さらに別の熟女との出会いと別れがきっかけなので、長くなってしまうので、ひとまずこのへんにしておきます。
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