そして、後日。
「秘密のお仕事」というフリ方をしたものの、カナはまだ通常の仕事に関することと思い込んでいるはず…。私は次に、カナが苦労している金銭面に触れながら、カナがどの程度まで乗ってくるかを試すことにしました。
(LINE)
私
近い支払いがあったりするんじゃないの?
大丈夫?
カナ
すみません、社長にこんなことで心配かけて(泣)
◯円足りないんですが、どうにか工面するつもりです。。
私
それくらいなら、協力できるけど…
今度の休日、会社出てこれる?
カナ
本当ですか?助かります!
◯◯の作業とかですか?
私
いや、秘密のお仕事だよw
俺の趣味のカメラなんだけど、少し手伝って欲しいことがあって…
(既読後、10分ほど経過…)
カナ
いまいち内容がわかりませんが、とりあえず出社しますねw
私は愛機のカメラを引き寄せながら、当日の計画を妄想しながら、年甲斐もなく自慰行為にふけったのでした。
そして、約束の休日。私以外誰もいない会社に、カナは出社してきたのでした。私は制服に着替えるようカナに促すと、会社の敷地内にある私の自宅へカナを招き入れたのでした。
カナ
ん?自宅で作業ですか?
私
うん、今日は俺のプライベートを手伝ってもらおうと思って。
実はカメラが趣味で何度かコンクールとかにも応募したりしてるんだけど…
ズバリ、今回はカナちゃんにモデルになってもらおうと思って!
カナ
えー!私がモデルとか無理ですよー!
私
えー、カナちゃん美人だし、スタイルもいいし!被写体としては最高!
それに顔は撮らないし、あくまで俺の趣味だから外にも絶対出さないし!
カナ
えー、でも…
私
カナちゃんが支払いできるように◯円渡すし、撮影次第では追加ボーナスで◯円払う!!
カナ
えー、本当ですか??
どうしようかな…
カーテンを閉め切ったリビングで、私は決断を渋るカナの手をとると、ソファーの横にカナを立たせ、撮影用の簡易の照明を灯し、三脚にセットしたカメラのシャッターを押し始めたのでした。
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