時間にして、30~40分くらいお弁当を食べながら話をしました。
僕は、毎朝、優子さんに会うのが楽しみだと言うと、少しだけ頬を赤らめて
「私もです……」と
それが、凄く可愛く見え、優子さんの頬に手を添え、顔を近づけました。
拒否されるかと思っていたら、優子さんは目を瞑り軽く唇を突き出す感じに。
そして、初めて優子さんの唇に僕の唇が触れました。
時間にしてほんの数秒間でしたが、唇が離れた瞬間に優子さんは真っ赤になりながら
「うふふ」と微笑んでくれました。
僕は、ドキドキが治まらず、優子さんを抱き締めてしまい、芝生に押し倒し、再度、キスをしました。
今度は優子さんと舌をからめた大人のキスを。
「そろそろ、会社に戻らなくていいの?」
時計を見ると、すでに15時を30分ほど過ぎていて、慌てて会社に戻る準備をして、優子さんと別れる際にライン交換をしてその場を離れました。
会社に戻ると、早速、優子さんからラインの着信が有り
『お疲れさま……キスしちゃったね』
僕は『ごめんなさい。イヤでしたよね』と返信。
すぐに、
『そんなことないです。びっくりしたけど、なんだか嬉しかった。明後日の月曜の朝もお店ひ来ますか?』
『はい、もちろん。朝食を買いに行きます』
『それだけ?』
『いえ、優子さんに会うために行きますよ』
『うふふ 嬉しい。明後日、お待ちしてますね』
その日は、それで終わりました。
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