続きです。
昨日アサコと会いました。
待ち合わせ場所に着くと、既にアサコが居ました。
「パパさんおはよう!」
「ちょっと荷物あるんです(笑)」
車の中から大きなトートバッグとリュックを出して来た。
「アサちゃん、何持って来た?」
「色々です。」
とりあえず車に荷物を積んだ。
「さぁ出発!」
いつも以上に上機嫌なアサコ。
それもそうだ天気もいいし、ましてや日中会うんのは初めてだから…。
「パパさん、海に行くって言ったから色々調べたんです♪」
「美味しい海鮮丼のお店とか、観光市場とか、あと道の駅でソフトクリーム食べたい♪」
楽しそうでよかった。
でも、アサコに終わりを告げないと……。
「パパさん、何か遠くみてません?」
はっと我に帰る…
「お菓子食べます?」
アサコがあれこれお菓子を出して来た。
「こんなに持ってきたの??」
有り難くお菓子を頂く。
助手席のアサコは上機嫌、お菓子を食べ、鼻歌まじりに色々話掛けて来る。
「アサちゃん、高速使わないで山越えして行くから。」
「山降りれば、海がバーンと見えるから。」
お菓子を食べながら車を走らせた。
「アサちゃん、お菓子こぼすなょ」
「パパさんの新車汚しません(笑)」
「はー?この間いっぱい汚したべー。」
「キャー!止めてください!」
顔が真っ赤になるアサコ。
「今日はHなしです!!」
「分かってる。」
しばらくすると、山を下っていた。
「そろそろ海見えるから。」
「楽しみ~♪」
海が見えた。
「わぁ…スゴーイ」
「これをアサコに見せたかったんだよ」
眼下に海が広がる
海に吸い込まれるように車を走らせる
「今、アサコって言った?」
「そうだっけ?」
「そうだよ、アサコって言ったから♪」
「てか、アサコも(ですます)で言ってないよね」
アサコが頬にキスをした
「うれしい!」
目を輝かせるアサコ。
何か楽になった気がした…。
続きます。
※元投稿はこちら >>