『俺、高倉健のケンに菅原文太のタでケンタ』
熟女はぷっと吹き出して
『いい名前ね。どこに住んでるの?』
『XX市のケンタ』
『何してる人?』
『サラリーマンのケンタ』
熟女は笑いながら
『ケンタはわかったから。サラリーマンってなんて会社?』
『◯◯サービス』
『そんな会社聞いた事ないわ』
『ハハハッ、でも本当にあるんだよ、俺毎日通ってるから。』
俺は冗談ぽく答えていたが全て本当の事を正直に答えた。
『さっきから俺ばっかり答えてるけど、貴方は?』
『私の事はいいわ』
『それはズルいよ。名前は?』
『キョウコ』
俺は低い声でモノマネしながら
『誰かの奥さんですか?』
『建さん?フフフッ、似てる。その映画何回も見たわ。幸せの黄色いハンカチでしょ。でも残念。私は人妻よ。貴方ぐらいの息子もいるわ』
『マジで?じゃあ小学生の時に産んだの?』『えっ、やだ、フフフッ、貴方うまいわね、オバサンをからかわないでちょうだい』
『そんな。オバサンなんて歳には見えないよ』
『もういいわ。貴方と話してると乗せらて全部喋ってしまいそうだからシャワー浴びてくる』
熟女はベッドから出て
『いつまでも裸でいると風邪ひくわよ。何か着なさい、ケンちゃん』
と言って風呂場に歩いて行った。
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