シャワーを浴びて部屋に戻り、首からバスタオルをかけたまま何も着ずに、冷蔵庫から水のペットボトルを取り出してベッドに腰掛けた。背中を向けて寝ていた熟女がこちらに振り向いた。シーツを被ったまま目だけ出して
『わたしにもお水ちょうだい』
と小さい声を出した。
『何だ、起きてたの?』と言いながらペットボトルを差し出すと
『ちょっと後ろ向いてて。なんで私裸なの?』
『服がシワになるといけないから俺が脱がした。覚えてないの?』
『全然。ここどこ?』
『えっ、どっから覚えてないの?』
俺はペットボトルを枕元に置き、ホテルのペラペラのバスローブをとって熟女の上に放り投げた。俺は背中を向けてベッドの端に腰掛け両手を身体の後ろに着いて上の鏡を見た。熟女はシーツから出てバスローブを羽織り水をゴクゴク飲んでから
『そっか、夢じゃなかったんだ』
と独り言のようにボソボソと呟いた。俺は立ち上がって振り返り
『夢?どんな夢見たの?』
と言うとバスローブの前を閉じて下を向き恥ずかしそうに
『とても人には言えない夢よ。貴方も何か着て』
と言いながら、チラチラ俺の股間を見ているのがわかった。俺は首に掛けていたバスタオルを椅子に放り投げて熟女の隣りに座り
『まだ夢の中かもしれないよ』
と笑いながら半分本気でそう言った。熟女の手からペットボトルをとってゴクリと飲んでからまた返すと熟女も同じようにゴクリと飲んだ。だんだん酔いが冷めて記憶が戻ってきたのか一度ハッとした表情を見せてから下を向いて顔を赤くしながら
『貴方誰?』
と言ってもう一度ゴクリと飲んだ。
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