東京から郊外に向かう下り道路の2番目のパーキングエリアで建物の両脇の広いスペースに芝が引いてあり、木製のベンチやテーブルが置いてある。休日の昼間は大型バスなど多数止まり家族連れや旅行者でかなり賑わうが、売店の閉まっているこの時間は利用者も少ない。車から降りた熟女は
『きゃっ』
と小さく声をあげて俺の腕にしがみついてきた。足元がふらついている様だ。俺は
『そんなに酔ってたの?』
と言って優しく肩を抱きコーヒーを取り上げた。ゆっくり歩いてベンチに座ってコーヒーを渡すと
『あの車揺れてるわ』
と熟女がワンボックスを指挿した。
※元投稿はこちら >>