ある日、ラブホで取りあえずお風呂を一緒に
浴衣を来てベッドでまったり
Yに話します
「前にも聞いたんだけど、
怒ると口調が男っぽくなるのは何故?
Yのいつもの雰囲気と全然合わないんだけど
「・・・怖い?」
「んにゃ! 俺的にはギャップ萌えで可愛い♪
でも不思議なんよ」
Yはバッグから写真を数枚取り出します
そのうちの1枚を見せます
「いつか話そうとおもってたの
・・・見て♪」
古い写真です 女性がバイクに乗ってます
特攻服を着て金髪 イカツイ顔で中指を立ててます
「私のママ 高2の頃のだって バリバリのレディース」
「え・・・てことはYも元ヤン?」
「違いますーーー!! こんな格好したことないよ
でも ママはね、2年間くらい、こうだったんだって、
そのせいか、時々だけど怒ると凄く口が悪くなるんだ
それを子供の頃から聞いてたからなのかもって思う・・・」
「なるほどー 納得」
「でもね、誰にでもなくて、Kにだけなの
Kと話してる時だけ出ちゃうんだ・・・
だから初めて男っぽい言葉が出た時、
自分でもびっくりしたよ・・・」
「うん、『馬鹿野郎!』とか『この野郎!!』とか
『入れてって言ったらさっさと入れろ!!!』
とか言われた (笑いながら)怖かった」
「もう、この、・・・忘れろ!!!」
「まあまあ でも、謎が解けたよ
俺にだけって素直に嬉しいし・・・」
写真のバイクをよく見ます
「あ、でもお母さん、渋いのに乗ってるね
これGSじゃん」
「え、なんで分かる? なんで分かるの?
こんなにイジッテルのに」
「ん?分かるよ エンジン見れば
ダブカムの所のデザインが丸いし2気筒だし」
「じゃ、これは?」
別のお母さんの写真を見せてくれます
晒を巻いて髪はドぴんく やはり中指を・・・。
「王道、CBX♪ 簡単だよ」
「凄い・・・K、 詳しいんだね~」
「あれ? 言ってなかったか・・・
俺、あんな車に乗ってるけど、基本はバイク乗りだよ」
嘘だぁ!と言う顔で「・・・・意外」とY
「失礼だ」
「ゴメンゴメン、だって車がアレだからテッキリ車好きだと
思い込んでたの
・・・で、どんなのに乗ってるの?何cc?」
「・・・ナナハン」
「え・・・スゴッ K、限定解除してるの? 凄いじゃん!!
意外すぎーーー
・・・あ、 またゴメン♪
で、何に乗ってるの、私、結構詳しいよ
ママから色々と教えてもらってるからね」
「・・・750〇〇」
「知らない! 聞いた事ない、何それ?」
「ふむ、どちらかと言うと形式ナンバーの方が有名なのかな?
××!」
「え!? え!? ××? 今、××って言った?」
「言った」
「K、××に乗ってるの!?
ウッソダーーーウッソダ―!!」
「嘘つく理由、ないんですけど」
「え、ホント?ホントに乗ってるの?
色は?」
「初期型の〇の〇」
「ええーー? うそー? 全く信じられねー
証拠、証拠見せろ!!」また口が悪くなってます
「そう言われても・・・あ!」と私
カバンを開けて探します
1年前に後輩とツーリングした時に撮った写真が入ってました
某神社の鳥居の前でバイクに乗ってピースサインをしてる私がいます
「ん!」とYに
「わ!うわ!ホントだ K、この時、今よりも痩せてる・・・
じゃなくて、ホントにK、このバイクに乗ってるんだ・・・」
「・・・・・・・凄い、凄い! K、
これ、ママの憧れのバイクだよ!
実家に物心ついた時からこれのプラモが飾ってるの
だから私もいつの間にかズット憧れてたの!!!」
「え・・・、ちょっと待って・・・
Kのヘルメットって白の〇〇〇〇〇?」
「え、そだよ」
「時々、前の店の方、走ってた?」
「あ、うん。たまに通勤で使ったり、休みの日はよく走ってた」
「ここんとこって来なくなった?」
「うん、転勤したし、
休みの日はホラ、Yと会ってるし♪乗る時間中々ないよ」
「・・・わー! 私、Kの事、会う前から知ってた!
何回も見た事ある!
あと、ママと車でKの後ろについた事がある!
多分、それが最初!
ママ、『〇〇だ!!』て言って
2車線になったら横について
『初期型カラーだ、スゲースゲー』って興奮しまくってた
私もだよ
でコッチを向いたからピースサインしたの、
両手で!
K、ピースサイン返してくれたよ!!」
「あ、それ覚えてる!車、黄色の〇〇でしょ?
可愛い子がスゲー笑顔でピースしてるから返した」
「そー♪ そうだよ♪ わー ビックリーーー
あ、そうだよ♪ その可愛い子は私です♪」
「こっちもビックリ」
「てか、バイク乗ってるって言えよ 全然知らなかったよ」
「ゴメ、って、そんな話題にならなかったし、
バイク乗ってるとか言ってカッコつけたくないし」
「ふーん・・・Kらしいと言えばらしいか」
「え・・・じゃ、乗せて♪後ろに乗せて♪ね♪ね♪ね♪」
「・・・Yに乗らせてくれるなら良いよ?」
「!・・・・もう、そんな事、
私、沢山Kの事、乗せてるもん
乗せてるだけじゃなくて
いつも私の中で発射してるもん
今日だってこれから乗るくせに!」
と手をツネラレマス
「あ、じゃあ♪ もう私の上に乗せてあげなーい♪
発射させてあげなーい♪」
「はい、ゴメンナサイ
えと、「乗せて」じゃなくて、乗ってください」
「え?」
「Yさん、良かったら今度、
僕のバイクの後ろに乗ってもらえませんか?
そのままドライブでもしませんか?」
「・・・K、初めて誘ってくれた時と同じだ♪
・・・・はい♪ 良いですよ♪」
「どこに行きましょう♪」
Yはニコニコして
「どこにでも♪」
「どこにでもって言ったらホテルとか行っちゃいますよ?」
Yは本当に嬉しそうな笑顔で
「・・・いいですよ♪」
「え・・・
えと、ホテルとか行ったらHとかしたくなっちゃんですけど」
Yさんの事、抱きたくなっちゃんですけど」
Yは立ち上がると浴衣の脱ぎます
そして私の前に立ちます
「それは駄目です・・・でも、それは今、今すぐなら良いですよ♪
乗って・・・私の上に」
「ハア ハア K、バイクは安全運転してね、
ハア ハア でも、私の上では・・・中では・・・スピード違反してもいいですよ」
発射していいですよ 私・・・つかまってるか・・・ら・・・ハアハア
きて・・・・」
出すと追うかのように中がいっそう締まり出します
奥に引きこ込まれるように、
出すごとに絞り上げ、絞り取られるような感覚に襲われます」
「Y、全部抜き取られてる・・・」
「そうだよ!全部、抜いてるの!
Kのアレを全部私の中に絞り出してるの
気持ちいいんだもん 感じてんだもん あーーーん」
ひと息つきます
「あー でも でもぉ♪
××に乗れるんだぁ
しかも、それがKの
私の彼氏の後ろなんだぁ♪
嬉しすぎる~
少なくともママに見せたい 自慢したい~♪
・・・それは出来ないけどね」
「ん~、先は分からんけど、
そういう未来もあるかもよ?
取りあえず、前向きで行こう」
「!K、・・・うん、そうだね♪」
残念ながらそういう未来は来ませんでした
突然ですが長らくの愛読、有難うございます
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