失礼しますと俺の手に重ねた手を離し佐々木は商談テーブルの椅子に腰を下ろした。佐々木かりん。目の前の勝ち気そうなスタイルの良い女とかりんという平仮名の柔らかい名前が一致しない。
俺は椅子に腰掛けながら、かりんさんって仰るんですね。素敵な名前だと言った。佐々木はクスっと笑い、思ったとおり。中野部長さんは普段は常識的な方なんですね。そんな中野さんが危ない不倫をしている。よっぽどあの女性を愛してるのねと全て見透かすような顔で言ってきた。
良かった。中野さんなら、楽しくやっていけそう。と佐々木が言う。
俺は佐々木かりんという女にその時から支配されていたのかもしれない。自分で後から考えてもおかしな返答をした。
そうですか。それは良かった。
かりんは真っ直ぐに人の顔を見て喋る女だった。
中野さんは下のお名前は茂って仰るのね。
ねぇ茂さん。あの娘とはどんなセックスされてるの?
ノーマルな事しかしないの?
俺は佐々木さん、取締役からは話を伺っておりますが社内でそういった類いの話はちょっとと遮った。
あら。仕事サボって部下の人妻とよろしくしてる男が今更なにを言うのかしらと射抜く様な目で俺に言い放った。
確かに。確かに私の行為は良くないですが、社外の方にそこまで言われる筋合いは俺のセリフを最後まで待たずにかりんは答えた。
そうね。失礼だったわ。ごめんなさい。
私は貴方を責めてるんじゃないの。貴方は興味深い男だと言いたいの。
どういう意味でしょうか?俺が尋ねるとかりんは俺の方に少し身体を寄せて、貴方はとても常識的でまともな男なのに、大胆な事も出来る。
私は貴方みたいな男が好きだと言う事よと言った。
貴方は私みたいに、なりふり構わず得意先の取締役と寝て仕事を取ってくる様な女は嫌いかしらね。でも私達は合うわ。私には分かるの。
来週きっと貴方にも分かるわ。かりんはそう言うなり立ち上がり膝丈のスーツのスカートに手を掛けてゆっくりスカートを捲し上げる。
ガーターストッキングだった。俺は驚き、何してるんですかと声を上げた。
かりんはお構いなしにスカートをさらにたくし上げる。
滑らかなかりんの太ももを艶やかに包むストッキング。それを止める黒いリボン。そしてかりんは下着をつけていなかった。
柔らかな膨らみを描く曲線の恥丘には陰毛は全くなく、少女のような真っ直ぐ一筋の割れ目をスカートをたくし上げてかりんは俺に見せた。
そして、俺を真っ直ぐに見つめて言った。
私のここが貴方とは合うと言ってるの。それだけ言うとかりんはスカートを戻して椅子に腰掛け俺から腰から下が見えるところまで椅子をずらして、脚を開いた。
スカートの奥、無毛のかりんの割れ目が見えている。
かりんは俺にまた身体を寄せて囁いた。
中田部長、貴方のモノも分かってるみたいね。と言って笑う。
俺のペニスはズボンの上からでも分かるほど激しく勃起していた。
かりんは立ち上がると、金曜日楽しみにしてますと言い俺のズボンの勃起部分をさわっと触れて商談室から出て行った。
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