側臥位でで寝る恭子の後ろから抱き締めた。
そして布団をかけ、しばらく余韻に浸る。
「とうとう恭子の中に出しちゃった」
「うん」
「孕まないかな?」
「俺さんの子供が欲しかった」
「俺の子種優秀だから双子になって生まれてくるかもよ」
「だといいな」
そんな話をしながら恭子の帰りの時間ギリギリまで抱き合い、そして触れ合った。
これが2回目、そして最後のセックスかと思うと本当に名残惜しく、あっという間に時間は過ぎていった。
恭子の匂い、肌触り、乳房、性器全てを五感の記憶に留めようと思った。
それでも時間はすぎていく。
身繕いの時間、ホントに寂しくなった。
肩を抱きながらホテルを出て待ち合わせの駐車場までの間空気が重かった。
「もう会えないのか」
「私も会いたいけど無理かな」
「もしこっち戻ることあったら会ってくれる?」
「あったらね」
「約束だよ」
「うんわかったわ」
駐車場について最後にキスをした。
名残惜しく、舌を絡めたっぷりと唾液を交換した」
そして彼女は助手席から出て行ったのだった。
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