進展あったのは、何ヵ月か後の日帰り出張の時でした。
相手先は、過去に何度か別の担当者が行って、ノイローゼになるくらい理不尽なことを言ってくる所。
千穂と私が抜擢され、行ってきました。
予め聞かされてたとはいえ、最初から横柄な態度で、全然関係無いとこで、いろいろイチャモンをつけれます。
千穂は、そういうのは慣れてないせいか、すっかり意気消沈しましたが、私が権限すっ飛ばし、取引止めましょうと啖呵切ってきました。
もちろんICレコーダーで、しっかりやり取りの会話を録り、部長に報告して納得もしてもらい、周りはせいせいしたと、安心してました。
しかし、何より心が折れたのは千穂で、一区切りついてからも、前の威勢が衰えてしまいました。
取引が減った分のカバーの為、千穂と二人で残業してた時のこと、
千穂「ごめんねぇ…私のせいで…」
私「いやいや…皆、嫌がってたとこですし。元々、懲戒で辞めた○○(元部長)が懇意にしてた会社でしょ。取引止めて、皆せいせいしたって、課長は感謝されてますよ。」
千穂「でも、実際カバーしてくれたの、君だし…」
ちょっと今まで見せたこと無い、ウルッとした瞳で私を見つめ、思わず千穂にキスしました。
千穂は拒否しないものの、唇を離すと、
千穂「ダメよ…私、人妻よ…」
私は、
「分かってるよ。だけど…」
千穂の左手の結婚指輪を抑え、再びキス。
千穂は私が舌を出すと、それに応え、舌を絡めてきました。
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