見た目は小柄で細身、茶髪のショート。恐らく40台後半だろうか…
私は挨拶をしました。
『今日からこの店で働く事になった〇〇です。よろしくお願いします。』
I子は『あっそうなんだ~こちらこそよろしく~』と感じのいい挨拶でした。私はその時既に決めていました。1日目にしてI子をそういう目で見るようになりました。
とは言ったもののI子はお客様へのお茶出し、席の案内が仕事である。私メカニックとしては1日の仕事の中で喋ることが出来るのはごく僅かである。お客様に説明行く時にどこに座ってるか聞く、後は昼飯の時間である。昼飯になっても周りには他の従業員もいるしそんなにがっつけない、なかなか困難を極めました。
そして何日か後、いい話が入ってきました。それはパートはI子含めて2人います、もう一人の方からコーヒーあるからいつでも飲んでってとの事。給湯室に出入りする理由が出来ました。幸いにも自分はコーヒーが好きなのでよく飲みます。それからは仕事の合間を見つけてはコーヒーを貰いに行きます。なかなかタイミングが合わない事がありましたがI子と会い話すことができました。
『今日は忙しい?』とか時間的にそれぐらいの事しか話せませんでした。それを何回か繰り返して昼ごはんの時もI子の方から話したりしてくれました。話を聞いているといくつかわかった事がありました。家庭事情はバツイチ、子供2人と暮らしているとの事。子供は大きく既に社会人らしい。前は飲みに行っていたが最近はめっきりないらしい。
そして私は思い切って誘ってみる。I子は11時30分から昼ご飯であり、食べ終わって12時15分に喫煙所に行く。そして5分後に階段で工場の前を通って復帰する。私はその時間その場所で工具をわざと整理しているフリをしてI 子を待っていました。そして登場、
私『お疲れ様!あ…あの…もしよかったら今日飲みに行きません?』
I子『うん、いいよー!』と即答。私は心の声が漏れてしまいました。『まじで!?』あっさりOKがでました。そこで連絡先を交換しました。
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