ブーン。
会社から車を走らせて2時間半。僕達は〇県T市にある、C変電所がそびえたつC山麓のまでやってきました。
C山麓で社用車を止め、僕は仕事ツールがはいったバッグを持って、「じゃ、ここで待っててください。」
・・・・というその前に、会社から出発した時の光景がここでは重要になるんじゃないかと思います。
車の中で相木さんと2時間半。そりゃーもう楽しかったです。
前半は会社の愚痴、同僚の裏話、失敗談、そして僕が初めて現場inしたときの話。そんな話をしていました。
そして中盤から後半は、飲みに行った時の話のようにエロ話。
実は、この相木さんって下ネタokな人なんです。
そもそも、相木さん。最初に僕がコーヒーを奢ってあげようという状況になった時「コーヒーのんだら大(だい)したくなってくるんですよぉー。だからお茶でお願いしますw」と言ってきたのが初めでして、それから飲みに行ったりした時なんかは若干、社会人としてはアウトな下ネタも話せるような人でした。
話してくる下ネタといっても、だいたいは「今の旦那が役不足で・・!><」というような、欲求不満な自虐ネタが中心でした。
僕はそれに合わせて「あーなるほどw 旦那さんの事見えてきたw」とか「同じ男として、旦那さんの心境、かなり理解できるwww」とか、そんな感じの会話が出来る人だったのです。
そんな話を繰り返してはいるのですが、やはり会話の内容に(おいおいww そこまで話さなくていいってwww)と言いたくなるようなリアルな部分もあったりと、ムラムラしてくるという訳ではありませんが、それなりに今後の展開に発展する下地を作っていたのが、この車内での会話だと思っています。
そして・・・。
C山麓で社用車を止め、僕は仕事ツールがはいったバッグを持って、「じゃ、ここで待っててください。」
と言ったのですが、「こんなところに一人でいるの怖いですってwww 現場(変電所)まで一緒にいきますよぉ・・・」といった事がすべての過ちの始まりだったのです。
僕「現場まで来るって・・。けっこうハードなんだけどな・・・」
相木「いや、ここで何時間も待ってるほうがハードですよ。」
僕「ここからさらに30、40分くらい獣道を上がっていって、それでやっと変電所に到着するんだけど、、道中、マジでなにもないよ?」
相木「そのほうがマシですって。こんなとこ、ずっといたら幽霊とか出るかもしれないじゃないですか!」
僕「幽霊www まだ昼ですけどw」
相木「昼担当の幽霊ですよ!!!」
そんな会話があって、予定では僕がちょこっと変電所まで上がり、柵のカギをあけて中のエラーを確認し、手順通りにエラー復旧して終わり。っていう流れのつもりでいたんです。
ここ重要なのですが、変電所へ出発→到着→エラー復旧→信号受信→車の場所まで戻る。この工程で3時間弱は絶対にかかるので、僕一人だったらのんびり携帯さわったりタバコ吸ったり、尿意を感じたらタッションしたりと気が楽なのでしたが。。。
「まぁ、、そこまで言うなら付いてきていいけど・・・」という流れになったのでした。
そして僕は仕事ツールが入ったバッグを持ち、それ以外のもの。ヘルメットとか水筒等の雑品を相木さんに持ってもらい、40分(いや相木さんがいるので1時間かかった)の道のりを踏破する事になったのです。
獣道、雑木林、歩けどあるけど、同じ景色ばかりが続いており、(よくこんな場所に、どうやって変電所の資材を運んだのだろう。トラック通れる道なんて他にあるのかな。)なんて思いながら歩き続けました。
そしてやっと目的地の変電所が見えてきたのですが・・・。
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