あらかた片付けも済んで、夕方4時頃に連絡をすると自宅まで来いとの司令、彼女の自宅は何度も訪れているしご両親にも面識はあるので、手ぶらではなんだからと酒とつまみになるようなもんとご両親に手土産を買い込んで、駅の近くで自転車をレンタルして向かった
自転車で15分位で到着、事前に玄関は開いてるから勝手に入ってこいと言われていたので、勝手知ったるという感じでこんちはーと玄関を入り鍵を閉め、二階の彼女の部屋へと上がっていくと、実にラフなTシャツにショートパンツという格好で待ち受けていた
「何?今ここに住んでるの?」
『住んではないけど着替えは置いてる、今日は帰るの?』
「明日、業者に大物を運んでもらうから、こっちに泊まって帰るのは明日」
『じゃあゆっくり飲めるね!』
こうして宴会開始
飲みながらまずは近況報告というか電車でこちらの情報は聴取されていたので、彼女が今どうしているかを聞かされた
彼女の両親は父親が亡くなり、母親は施設に入っていて、たまに家の管理で帰ってきていてたまたま再会したこと
現住所は俺の自宅と路線は違うものの、バスで行き来できる範囲なこと
子供は女の子の中学生で、手がかからなくなったこと
そして、夫婦仲は悪くないが男女の関係はほとんどないこと
「それはあれか?誰か他に相手がいるのか?」
彼女が中々派手な男性遍歴があることを知っているので(片手×10くらいの人数)尋ねると
『子育てもあったから定期的にはなかったけど、ワンナイトはあったw』
「なるほど…1度じゃないのね」
『流石ですねーよくおわかりでw』
「旦那ですからね」
『自分で言うのもあれだけど、旦那って言われるくらい一緒だったのに、よくこんな軽い女に手を出さなかったよね?』
「あ、俺?」
『裸も見てるでしょ?』
「おっぱいだけな」
『興奮しなかった?魅力なかった?』
「いや、なんならお前のおっぱいを今でもおかずにしてる」
『え!?そうなの?w』
「そ」
『ならなんでやらなかったの!?』
「だって泥酔してたろ?泥酔してる子には手は出さないの」
『でも起きたときもそばにいたじゃん?』
「さっきおっぱい見てムラムラしてるからやらせろとはちょっと言えなかったなぁ、男に抱かれることで承認欲求満たしてるみたいなとこあったろ?、それわかってて寄ってくる男と同じにはなりたくなかった、というかなんというか…まぁあれだ大事だったんだよw」
『まぁそういうやつだからずっと一緒にいられたんだけどね、でも今でもおかずにしてくれてんのはかなり嬉しいな、お前も男だったかw』
「そりゃぁそうよ」
『でもあの後ちょっとモヤモヤしてたんよ』
「なんで?」
『裸も見られてんのに抱かれないなんて、あたし魅力ないのかな?って』
「あーなるほど、そいつは失礼」
『でもちゃんと魅力があったみたいで良かったw』
「それはそれは魅力的でしたよw」
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