続きです。
後ろ姿を見つめながら時間は過ぎて行きます。時間は16時を過ぎ、そろそろ日も落ちてくる頃、Mさん「C君、駄目みたいだね…寒い」見ると冬の海には似合わない格好で来てるMさん。私は普通のジャンパーに釣りの防寒ジャンパーを2枚重ねで着ていたので防寒ジャンパーを脱ぎMさんに「寒いでしょ?これ着てて下さい。」とそっと後ろから着せてあげました。
Mさん「ありがとう。いいの?C君は寒くないの?」私「2枚着てるから大丈夫です」Mさん「子供達を送ってくるだけだから、こんな格好で来ちゃった」と私の顔を見つめながら少し笑顔で言いました。正直あの時の笑み私の心を奪われた気がしました。
私「そろそろ帰りましょうか?」Mさん「そうだね」私「じゃあ子供達をお願いします。片付けたら私も帰りますから」Mさん「じゃあ気をつけて帰ってきてね」私は竿を片付けながら考えました。唇が近づいた時、唇を奪えたかなぁ…いやいや親戚の叔母さんだし妄想だけにしとくかと考え海を後にし家路につきました。
家に着き広間を見ると鍋やプレートを置いて豪勢な料理が並んでいました。義母に「これ刺身にして下さい」と魚を見せると「あら立派な魚ね。すぐ刺身にするからね」するとMさんがキッチンから顔を出し「お姉さん私も手伝うわ」と2人で魚を捌き始めました。
私は楽な格好になろうと洗面所で着替えようとするとMさんが「C君、ジャンパーありがとう。C君の香水って何?ジャンパーまで匂いがして良い匂いだなと思って」私「ラルフローレンのサファリと言う香水ですよ。40代になって変えました」Mさん「ふ~ん良い匂いだね。これつけて遊んでるんでしょう」と少し笑みを浮かべてキッチンへ戻って行きました。
私は居間で子供達と戯れ遊んでいると義母が「ご飯にしますよ」と声をかけられ居間のテーブルに腰かけるとMさんは私の対面にちょこんと座り目が合うとニコッとしました。Mさん「C君、呑むんでしょ?」私「はい」グラスを持つとMさんはビールを注いでくれました。私もビール瓶を持ち替えMさんに注いであげました。美味しいご飯に酒、先程釣った魚の刺身、楽しい時間は経つのが早く時間は21時過ぎ、義母が「今年の汚れは今年の内に落とさないといけないから早く風呂に入りなさい」と号令が、子供達が入り義父母も入り残るは私と妻。すると義父が「おいM お前は帰るのか?」Mさん「帰るつもりだよ」娘さんが横から「お母さん今日はおじさんとこに泊まったら着替えは私が持ってくるよ」義父母が「お酒も入ってるし泊まって帰りなさい部屋は沢山あるし布団もあるから」と言い始めました。余談ですが妻の実家は田舎で大きな母家と離れの家がある農家です。
Mさん「じゃあお言葉に甘えてそうするね」と私の顔をチラチラ見ながら言いました。娘さん「じゃあお母さん着替えはどうする?取りに行くなら乗せて行くよ。」と話し一旦Mさんは娘さんと席を離れました。1時間位、経ったでしょうかMさん達が戻って来ました。
MさんがY(妻)は?私「今、お風呂に入っています」Mさん「C君は、入ったの?」私「いえまだです」Mさんは冗談混じりで、じゃあ叔母さんが背中流してやるね」と言うと冗談の通じる義母と娘さんが「叔母ちゃんから1年の垢を落とし貰いなさい」と義母、一方娘さんは「誰がそんな叔母さんの身体見て喜ぶのw」ねぇC君と振られ「あっうっうんw」とその場が和みました。でも私の心はMさんと一緒に入れるなら入りたいMさんの裸体が見たいと心の奥で叫んでいました。
そんな話しをしていると妻が風呂から上がり私に「お風呂にどうぞ」といわれ「ああそうだな」しかし私は「Mさんお先にどうぞ、僕は1番最後で大丈夫です」と声を掛けると妻も「あの人がそう言ってるから先に入ってきたら?」と話すとMさん「じゃあお先に失礼するね」と風呂場へ立ち去って行きました。
続く
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