二人はエレベーターに乗り込んだ。
他の客はいない。
ママさんから話しかけてきた。
「仕事中ですか?」
ここから怒涛の進展だった。
「そうなんです。でもよくここでサボってるんですよ(笑)嫁さんには内緒にしてて下さいね(笑)」
「そうなんですね(笑)内緒にしておきますね。」
「ありがとうございます。ママさんもあの男性といつもここにいますよね?(笑)」
俺のこの言葉と同時にママさんの顔が一瞬にして凍りついたのが分かった。
「えっ、なんの事ですか?だっ、男性って誰ですか?」
その時だった。エレベーターが目的階に到着してドアが開いた。
俺は降りようとしたが、ママさんは動揺して降りる事すら出来ずにいた。
「ドア閉まっちゃいますよ。」
ママさんはふと我に戻り急いでエレベーターから降りてきた。
「まぁ、少し話しましょうか」
俺はエレベーター横にある誰も座っていないベンチへママさんをエスコートしたんだ。
俺は緊張してるのを悟られまいと必死だった。
二人は少し距離をあけてベンチに座った。
「毎週同じ曜日にあの営業車の男性とここで会ってますよね?」
ママさんは動揺を隠しきれない様子で、何も言えない状況だ。
俺はたたみかける様に全て話したんだ。
毎週毎週車内で行われていた事を見させてもらったいた事。
スモーク薄いので丸見えだった事。
今さっきもちゃんと見てた事。
ママさんの恥ずかしがった顔が堪らなくエロかった。
一通り話した所でママさんも観念した様子になった。
そこかららママさんからお願いが物凄かったんだ。
「お願いだから旦那や俺の嫁さんには言わないで欲しい」と。
俺はあえて優しく接する事にしてたんだ。
焦らずゆっくり攻める事にしてたんだ。
「いいですよ。俺がここでサボってるの内緒にしてくれるって言ってたから(笑)」
「ありがとうございます。本当にありがとうございます。」
「あっ、でも俺のお願いもう二つ聞いて下さい。」
ママさんがやっぱりかって顔をしたのがハッキリと分かったんだ。
つづく。
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