ランチを終え、店の外でどーするかうだうだしてると子供はベビーカーの中で寝てしまった。
俺「寝ちゃったね。とりあえず、話せるところ入る?」
瞳「うん。カラオケならキッズルームあるからそこでいい?」
俺「いいよ。子供が起きるまでそこに行こ。」
近くにあったカラオケへ。
家を出るまで、あわよくばという下心があったものの、子供の存在によって、そんな欲望は砕けちっていた。
俺「まさか、こんな家が近いとはね。てっきり、他県かと思ってた」
瞳「本当だね。私もびっくりだった!昨日寝る前に思ったんだけど、メールし始めて1ヶ月くらいたつけど、俺くんの事何も知らないなぁ。」
俺「確かにね。こんな出会いだし仕方ないっちゃ仕方ないよね。これからお互いのこと話すようにしよ。」
瞳「そだね。俺くんっていくつなの?」
俺「25だけど、瞳は?」
瞳「…えっ、そんな若いの?…私は。」
少し間があき
俺「あっ、言いたくなければいいよ」
瞳「そういうわけじゃないけど…35だけど、俺くん平気?」
平気という意味がイマイチ分からなかったが、平気と言わざるを得ない状況であった。
だが、見た感じ20後半。人によっては20前半に見えてもおかしくないような容姿。
卵のようなつるっとした肌で、スタイルもそこそこいい。
俺「全然見えない…てか、年上とか関係ないでしょ。」
瞳「そだね。確かに言われてみれば。」
少し安堵の表情を浮かべ、ハニカミながら笑った。
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