追加。
当初俺の八戸勤務は一年、長くて二年との約束だった。
それが四年近くまで伸びたのは、後任が育たないとか、八戸でいい成績出しているからと伸ばされたのと、陽子が色々世話してくれたから、不自由さを感じなかったため、まぁいいかと思っていたから。
朝俺んちから陽子はアパートに一旦行き仕事、昼間に家族住む家に行って夕食と朝ごはんまで作る、また仕事に戻り終わったら家で家族で夕食、その後、俺んちに来て泊まる、それを約四年近く、週二日~三日もする。
よく旦那や家族にばれないですんだものだ、そう思った。
いやばれてたのかもしれない。
陽子の話がどこまで本当なのか、浮気に干渉しないって、仮面夫婦もいいとこなんだろうが、月数回陽子は家に泊まってはいたようだ。
陽子の家族が住む家と俺んちは、近かったようだ。
正確な場所は不明だが、今から行くからとメールが来ると、10分ほどで来た。
陽子のアパートから来ることもあったが、そのときは30分くらいかかっていた。
出会い系で、円売り業者に悩まされた俺、そうじゃないやつは冷やかし、そんな中、陽子と会えたのは奇跡だと思う。
口説く時間もいらない、向こうからお願いしてきた、しかも美人、夜自由な主婦、都合良い極まりない。
生でやっちゃって構わない、妊娠しても責任云々言わないと言う。
こんな人、他にいなかっただろう。
身体は細身ながら、パイズリには若干サイズ不足なだけ、それなりの大きさある胸。
黒ずみビラビラだけど、締まりも良かった。
昼間家に夕食作りにいく、そんとき俺の分タッパーに入れて、夜きたときに持ってくる。
料理も旨かった。
洗濯もしてくれた。
俺、陽子と出会って確か一年くらい経過したときだと思った。
まだ地元に帰れないのがわかったとき、陽子に合鍵を渡そうとした。
いつでも自由に来て、世話してもらえたらなのやましい気持ちから。
でも陽子は合鍵の受け取りを拒否した。
『所詮は他人だから。もし金目の物なくなったらとか、疑われたくないし、私がそうならないと限らないから』
俺がいるとき以外出入りしたくない、と言われた。
ヤンキーママさんみたいな風貌から、意外な真面目さもあったりした。
セックスの方は、俺の要望の大半を叶えてくれた。
カーセックス、野外セックス、渋い顔しながらもやった。
たまに使ったラブホテル、そこのSMプレールームでちょっとしたSMプレーもさせてくれた。
拒否されたのは、陽子の部屋でのセックスくらい?
思い出したあと一つ、乱交パーティー参加、拒否された。
誰にでも股開く女だと思ってるの?とかなり怒られたの思い出した。
いろんな意味で、八戸の生活は忘れられない。
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