食事会当日。
6時から8時過ぎまで、楽しい時間を過ごした後、ハプニングが起きました。
一人のおばさんが、◯◯さん(彼女の事)近いから乗っていきな~!と言い出したのです。
焦る私と彼女。
すると、すかさず彼女が、娘が迎えに来るから大丈夫!とおばさんに言ったのですが、良いから遠慮しないで乗っていきなってば!と強引に彼女の背中を押して、車の方へ連れて行きました。
私はとにかく他のおばさんに怪しまれると面倒なので、断腸の思いで、じゃ、俺この後用事あるんで、先に失礼します~…と彼女を尻目に一番先に店を出ました。
去り際、彼女とアイコンタクトしたのですが、悲しい目をしていたので、今夜は無理かぁ…と思いつつも、諦めきれず、自分の車の中で待機していました。
10分が過ぎ、もうダメだなと思った瞬間、彼女からLINEが来ました。
彼女『どこ?』
私『車の中』
彼女『帰った?』
私『まだいる』
彼女『送ってってくれるんでしょ?』
えっ?と思い、周りをキョロキョロすると彼女が道路沿いで一人で携帯を弄っている姿を発見しました。
急いで彼女に居場所を伝えると、キョロキョロしながら私の車の方へ歩いて来たので、ライトをパッシングさせると、気付き、いそいそと助手席に乗り込んで来ました。
香水とシャンプーの香り、熟女特有の加齢臭のようなものが混ざりあって堪らなくなりました。
心臓が飛び出そうな程に鼓動し、上手く彼女と話せなくなる程、私は緊張しました。
私『だ、大丈夫だったの?』
彼女『…娘呼んじゃったからって振り切った(笑)』
私『そう…』
彼女『うん…』
私『…』
彼女『…』
無言に耐えられなくなって、とりあえず彼女の家の方へ車を走らせました。鼓動が止まりません。
しばらくお互い無言で車を走らせていると、彼女が口を開きました。
彼女『この後用事あるの?』
私『いや!ないよ!』
彼女『そっか。じゃどうしようね。』
明らかに誘っているのは明白でした。
彼女の言葉に私は覚悟を決め、車をホテルへ向かって走らせたのでした。
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