耳に全神経を集中させるつもりで夜中のTくんの家の物音を聞く。
集中すればするほど、何かがきしむ音が聞こえる気がする。
ーそっと、階段を登って…。ー
そんな好奇心にかられ、息を殺し、細心の注意をはらい。
階段を一段ずつゆっくりとあがる。
ギシギシ。
階段をあがりきり、二階に着く。
左に一部屋、奥に2部屋といった間取りだった。
ギシギシギシギシ。
ゆっくりとだが、確かに聞こえる。
ガタンっ!
突如大きめな物音がする。心臓の音が外まで聞こえる感じがしま。
物音がした左側の部屋に近づき、耳を凝らす。
ギシギシ…ギシギシ
「……はぁ、はぁ、んっ。はぁぁぁ…あっ」
幻聴ではなく、うめき声のような艶やかな音が小さく聞こえた。
ー間違いなく、やってる。ー
私はフル勃起しながら、静かに聞き入る。
何か話声も聞こえるが、それはうまく聞き取れなかった。
五分程だったろうか、静かに気配を消しながら聞いていると、中の音が1度止んだ。
出てこられたらマズイと思った私はその場をゆっくり離れようとした瞬間。
「あっっ!んぅっ、はっっ…あぁん。」
確かな喘ぎ声が聞こえ、再びドアに近づき耳をすます。
パンパン…パンパン…。
ゆっくりとピストンしているのか、肉がぶつかる音が聞こえる。
「だめ…声……ぅ。はっ。はっ。はぁ…」
爆発しそうなチンコを握り、頭がおかしくなりそうなぐらい興奮していた。
このドアの向こうでは…あの母親が…
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