床に跪いて、私の分身に奉仕してくれている美智代の美貌を眺めながら、様々な思いが頭の中を過ぎっていた。
こんなに綺麗な奥さんなのに、何故、旦那はいつも彼女を放ったらかしにしているのだろう?
頭も性格も良くて、魅力的な肉体なのに…。
酒のせいとは言え、殴りつけたりするなんて男として絶対に許す事はできない。
いつか必ず今の生活から救い出してやる。
それにしても…
出逢ってからまだ日が浅いのに、もう何年も前から深い関係を続けてきたかのように、お互いの気持ちも肉体も馴染んでいる気がする。
前に書いたから詳細は控えるが…
初対面は真夏の暑い日に、待ち合わせて直ぐホテルに向かった。
その次に逢ったのは約1ヶ月後の平日だったやはり美智代が日帰りでやって来た。
このときは、私が前以て下調べをしておいた郊外の山中にある溜め池のほとりで、互いに下半身だけを脱がし合ってのcar-sex。
その後昼食を摂ってから改めてラブホに入り2回戦。
暗闇が迫る頃駅に向かっていると、美智代が車を停めろと言う。
国道脇のパーキングに停車すると、魅力的な大きな瞳からは涙が溢れていた。
「まだ帰りたくないから、ここで抱いて…」
あまりにも唐突に、しかも冒険的な要求に、困惑している私に対して彼女が更に迫った。
やむを得ず私は車を移動させ、多少なりとも暗くなっている隅の方のスペースを探した。
交通量の多い主要国道脇のパーキングでは、流石に周囲の動静が気になって堪らなかったが、それでも美智代の望みを叶えてやることだけは出来た。
落ち着きを取り戻した美智代はそれまで穿いていたパンティを私に手渡し、ノーパンのまま新幹線に乗り込んで行った。
そして今回の旅行…。
毎回濃密濃厚な時間を過ごしてきたとは言え今日が3度目の逢瀬。
美智代の心の中を覗き見てみたい。
どんな思いでいるのだろう?
そんな思いを廻らせていると、怒張していた私のモノがみるみる力を失ってきた。
「どうしたの?」
私を見上げた美智代が訊ねる。
ふと我に返った私に重ねて訊ねる。
「疲れちゃったの?」
私は無言で美智代を膝の上に抱きキスをしてから強く抱き締めた。
「大丈夫、疲れてなんかいないよ。
今夜はいっぱい感じさせちゃうから、美智代の方こそ
疲れないでね」
「嬉しい…もっともっと感じさせて…」
私の耳を擽るように美智代が囁いた。
彼女の手を引き、乱れたままの布団へ…
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