正直、驚きました。僕は、ただの形式的なものと思っていたので、まさか彼女がここまで動揺してしまうとは思ってもいませんでした。
ただ、彼女の号泣する姿を見て、『やっぱり、プロポーズって凄いものなんだなぁ~。』と改めて考えさせられました。
頭を布団にうずめたまま、『ウッ…ウッ…ウッ…、』と泣きやまない彼女に、僕もしばらく声を掛けられません。
ようやく落ち着いたしおりさんは、顔を上げ始めます。『それ…、いくらしたのよ~?』、涙声での第一声でした。
『安物。そんなお金ないし。(笑)』
『高かったやろ~?』
『安い、安い。』
『タイト~?なんで、キミはそうなんよ~?』
『ん?』
『なんで、平気でそこまでしてくれるんよ~?』
『ん?』
『ん?んって。(笑)フフフ…、アハハ…。』
『どした?』
『呆れてるの!怒ってやろうかと思ったけど、キミの顔みたら、なんか怒る気も失せたわ。』
『そう。なら、やり直しする?プロポーズ。』
『もういい。また、泣くから。』
『うん。わかった。』
『はめて…。指輪。』
『うん。』
彼女の手を取り、指輪を手に取りました。その時でした。
『タイト?やっぱり、何か言って…。』
『泣くやろ?』
『たぶん泣くけど、もう泣いてもいいわぁ~。』
『ほんとはプロポーズの言葉なんて、なんにも考えてないんよ。』
『何でもいい。プロポーズして。』
『あのね、しおりさんと初めて会って、僕すぐに好きになったんよ。今でもそう。一番好きです。』
『…。』
『これからも仲良くしたいし、一緒にいたいし。だから、ずっと僕の好きなしおりさんで居てください。こんなもんで。』
『ありがと。』
『これでいい?』
『結婚してくださいは?(小声で)』
『ああ。(笑) 結婚してください。』
『はい。ありがとう…。』
マヌケなプロポーズでしたが、泣く彼女に何とか指輪は受け取って貰えました。指輪を嬉しそうに何度も見るしおりさんを可愛いと思ってしまいました。
そのまま布団に入り、やはり指輪を見せられました。
『ええやろぉ~。』
『綺麗やなぁ。』
『やらんよ。』
『そやな。(笑)』
『プロポーズもされたんよ~。』
と、しおりさんは、しばらくはしゃいでいました。
その日のしおりさんは激しさを望まず、とてもゆっくりと愛を確かめ合いました。たぶん、今までの最長記録を大幅に更新するフェラの長さでした。
ずっと、彼女の口で遊ばれてたような感じです。『まだ、舐める?』と聞くと、『まだ!まぁ~だ!』と言われるぼどでした。
『どうでもいいけど、うちの旦那様!チンポ、強くなってない?』と突然言って来ました。『旦那様!』で動揺し、『強くなってない?』で動揺します。
『旦那様?ぼくでしょうか?』
『私、奥さんやから、キミ、旦那様やろ~?』
『はい…。』
『チンポ、強くなってない?旦那様!』
『ありがとうございます。(笑)』
『昔は、早かったのにねぇ。』
『スケベな奥さんに鍛えられましたので…。』
その夜のセックスも、最長記録を大幅に更新するものになりました。奥さんが、ずっと僕の成長を語っていたからです。
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