『見せて~!』と何度かお願いしたことがあったのですが、その度に断られ続けたことがあります。それは、しおりさんの昔の写真でした。
『いやよぉ~。なんか、恥ずかしいわ。』と言っては断られ、実は見つけていたアルバムも、知らない間に隠されてしまっていました。
それでもセックス中に責めあげて、ようやく観念させました。ほんと言うと、彼女も半分は僕に見てほしかったのだと思います。
高校生の彼女を初めて見ました。『この娘、可愛いやろ~。』としおりさんの隣に写る女性を指差しますが、僕にはその隣の女性しか目に入りません。
もちろん、しおりさんです。普通に可愛いじゃないですかぁ~。少し老け顔と言われればそれまでですが、あんまり変わってないように見えます。そして…
『この写真、くれ。』
『だぉ~め。』
『お金払うから、くれ。』
『やらん。』
『この可愛い娘、気にいったから、くれ。』
『100万円~。』
『100万払うから、くれ。』
『この写真でセンズリされたら困るから、やらん。』
と見事な返しのしおりさんでした。
それから、彼女の思い出話をすることになりました。しおりさんは妹と二人姉妹。妹さんと会ったことはないですが、ちゃんとアルバムの中にいました。
あんま似てない姉妹です。聞けば、しおりさんは母似、妹さんは父似ということでした。
そんな中、僕はおそるおそるこの質問をしてみました。
『しおりさんって、初体験いつだったの?』
『16。早かったねぇ。』
『彼氏?』
『彼氏。12こも上の人。』
『結構、離れてるねぇ。』
『キミ、人のこと言えん。』
『ん?』
『いくつ上の女に、童貞捧げた?(笑)』
『そだね。(笑)』
と言っていました。
そして、旦那さんと思われる写真を見つけました。
『これ、旦那さん?』
『そう。旦那。』
『どこで知り合ったん?』
『職場。不倫やったけどね。』
『そうなんや。略奪とか?』
『ヒロキがお腹出来たからね。略奪かもねぇ。』
『けど、どっか女のとこ行ったんでしょ?』
『元嫁のとこ。戻ったわ。』
と、しおりさんの過去の話を聞きました。女性はしおりさんしか知らない僕にとって、彼女の歩んだ人生は、とても想像の出来ないものでした。
長時間二人で眺めたアルバムが閉じられ、彼女は眠そうにしながら、僕に抱きついて来ました。いろいろ聞けて、僕もどこか胸がいっぱいになっていました。
彼女が枕元にあるスタンドの照明を消しました。ある意味、このまま眠る合図になっています。二人で抱き合いながら、眠りにつきます。
5分くらい経ったでしょうか。僕は、ほとんど落ちる寸前でした。その時、『嫌いになったやろ~?』としおりさんが話し始めました。
うつろうつろな僕は、すぐに返事が出来ません。『寝たぁ~?』としおりさんの確認の言葉に、『起きてるよ。』と何とか返事をします。
『昔話とか聞いて、嫌いになったやろ?』
『なってないよ。』
『どしてぇ~?』
『どしてって…。』
『こんなアホ女、嫌でしょ?』
『知らんから…。今のしおりさんしか知らんから。』
『…。』
『チンポやマンコや、そんなこと言うしおりさんしか知らんもん。』
『アホ女やろ、それ。(笑)』
『わかったぁ~。(笑)』
『タイト?しよ?キミのチンポ食べんと眠れんわ。』
と、再びスタンドの照明を点けるしおりさんでした。
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