しおりさんとの夫婦のような生活を続けていると、やはり若い僕は彼女に対して、こんな願望をいだいてしまします。『しおりさんと結婚したい…。』。
前に彼女から『結婚なんて出来るわけないでしょ!』と言われて納得はしていたつもりですが、『好きな女性を手にいれたい。』そう思ってしまいます。
『しおりは、あなたのモノ…。』、彼女のそんな発言があってから、どこか二人の関係が変化を見せ始めました。
なんてことのない土曜日の朝でした。リビングで僕はくつろいでいます。しおりさんは、洗濯や掃除など普段通りに主婦業をされていました。
昨夜も激しく愛し合い、充分に満足されたと思う彼女もご機嫌な感じがします。そんな彼女の姿を見ていて、愛おしく思います。
主婦業も一段落した彼女が、お茶とお菓子を持って隣に腰掛けて、テレビを見始めます。大好きな韓流ドラマがあるみたいです。
隣に座った彼女の肩を抱いて、一緒に見ます。韓流ドラマなど興味のない僕は、テレビを観ている彼女に時折、おでこや頬に口づけをします。
そんな僕の行動にも、馴れたようにそれなりの対応もしてくれ、テレビを観ています。こんな風景に幸せを感じます。
ドラマが終わると、彼女は何も言わずに僕の胸に飛び込んで来ます。髪を触って、しばらく抱き締めてあげます。更に愛おしくなります。
『しおり?結婚しようか?』と自然に口に出てしまいました。『無理。』とアッサリ返されます。けど、僕の気持ちも分かってくれていました。
『出来ないけど、どうしたらいい?』
『ん?』
『結婚してあげられないけど、キミはどうしたら満足する?』
『ん~…。』
『言ってみて。さぁ~、考えよう。』
『よく分からんけど…。もうねぇ、最近しおりさんが欲しくてたまらんのよ。』
『うん。それで?』
『なんて言うか、全部欲しいんよ。全部。』
『うん。』
『けど、よく分からんから、結局は「結婚したい。」ってしか言えんのよ。』
『そうかぁ~。大変ねぇ…。』
『やろ~?どうしたらええんやろ?』
『束縛してみたら?』
『どうやって?』
『やり方はキミ次第だと思うけど。キミなりのやり方で、私をキミが満足するまで奪ってくれればいいと思う。』
『うん。』
『私の方は、もう準備は出来ています。いつでも奪ってください。ただ、キミは少し優しすぎるところがあるからなぁ~。』
と難題をくれました。もちろん、すぐに答えは出せません。僕なりに頑張ろうと思います。
その夜。10時を過ぎ、僕達はいつものように寝室に向かいます。ベッドに入って、この後はいつものように始まります。
『しおり?縛らせて。』と言ってみます。『わたし?縛るの?』と聞き返され、彼女はタンスの中から前に使った4本の裾バンドを取り出しました。
前回は、僕の足と手に2本が掛けられましたが、今回は彼女が手を後ろに回して、そこで4本全部使ってガチガチに固めます。
不安定になった彼女を少し押してやると、ベッドに倒れ込んでしまいます。そんな彼女にこう言って見ました。
『しおり?おもちゃにしていい?しおりを犯させてくれん?』、彼女の目が変わりました。僕が普段と違うのを悟ったようです。『こいつ、何か考えてる』と。
『したいの?タイトがしたいならいいよ。犯して。』と返事をしてくれました。
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