「皆さんいっちゃいましたね」
「そうですね…」
そりゃいきなり知らん人と一緒になったら困るわな
でもこっちからしたら願ってもないチャンスだ!
「志保さんはご結婚されてるんですよね?」
「はい、一応」
「旦那さんはおいくつですか?」
「一緒の年齢です」
「同い年ですか。お子さんは?」
「3人います」
「3人も!?楽しそうなご家庭ですね」
「そうですね。毎日賑やかです。マサさんのお宅は?」
「うちは1人なんですよ。1人でもてんやわんやです(笑)」
「そうですか(笑)」
なんとも笑顔が可愛い志保さんやな~♪
絶対なんとかしなければ!
「今更ですが、社員旅行で別行動は大丈夫ですか?」
「基本自由行動なんで大丈夫です」
「じゃ、私と行動しても問題ないですね♪」
「え?ま、まぁ…」
「良かった~こんな可愛い人と一緒にいられるなんて幸せですよ♪旦那さんが羨ましいです」
「も~可愛くないっちゃよ」
「ちゃ?」
「ちゃ?」
「ハハハハ」
二人同時に笑った♪だいぶ打ち解けてきた
「ちゃって志保さんどちらの来られたんですか?」
「九州地方です」
「そうでしたか。九州のどちら?」
「内緒です(笑)」
「内緒ですか(笑)いや~九州にこんな可愛い人がいるなら九州に産まれたかったな~」
「褒めすぎですよ…可愛くないし…」
「旦那さんが羨ましいです…嫉妬しちゃいます」
「そんな…可愛いなんて言われないから…」
「え?またまた~」
「本当ですよ…」
私にしたら完璧な女性なのに旦那は何しとるんや
ここはぐいぐいいってみるか
「志保さん…」
「はい…」
志保さんと目が合う
「ほんまに可愛いっちゃよ」
「ぷっ(笑)」
「笑わないで下さいよ~(笑)」
「マサさんて面白いですね(笑)」
「関西人ですから(笑)」
幸せな時間がたまらない
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