ひきこもりさん。ありがとうございます。ゆっくりではありますが完結まで頑張りますので、お付き合い宜しくお願いします。
続きです。みどりさんと私は車を発進させました。みどりさんの家までは車で15分程度 私も地元では無い為ルートは2つしか解りませんが少し遠回りな海側ルートを通ることに決めました。少し車を走らせると自動販売機が目に入り「みどりさん酔い覚ましにコーヒー飲みます?」みどりさんは「いいかも止まってくれる?」私は車を止めブラックコーヒーを買い「みどりさんは何にします?」と聞くと「ん…C君のコーヒーを少し貰ってもいい?」「あっはい」そして2人は車に乗り込み走り出しました。
缶コーヒーを開け一口、みどりさんは「少し飲んでいい?」「どうぞ」みどりさんは一口「コーヒーなんて久しぶりに飲んだ気がする…」「そうなんですか?」みどりさんは「あっ間接キスしたね笑 Yに怒られるね」「大丈夫でしょ」少し沈黙…アームレスト越しに当たる2人の肌 みどりさんが口を開きます。「ねぇC君少しだけ海風に当たりたいけど止まれる?」「いいですよ気分悪いんですか?」「ん…かもね」私は車を止めました。
みどりさんは車から降りて「あー気持ちいい何年振りかな夜の海を見るなんてC君も降りたら?」助手席の窓から「あっはい」私はみどりさんの横へ行き「大丈夫ですか?」するとみどりさん…私の腕を掴み「少しこのままでいい?」と私の腕に頭を寄せて来ました。
私の胸の鼓動がドキドキしたのを今でも覚えています。
開けた窓から微かに聞こえるサザンの音楽 沈黙が3分程あったでしょうか、みどりさんが「ねぇC君?」「はい」「叔母ちゃんのことどう思う?」
「いや…どうって…女としてですか?」私は初めて会った印象をそのまま伝えました。みどりさん「そうなんだ…私もC君と初めて会った時 若い時の叔父さん(旦那さん)と被るのを感じたよ」私「そうなんですか笑」「あの人浮気ばかりしていつも悩まされて…でも子煩悩でどんな時も仕事は休まずカッコ良かったから好きだったのよYと話した時にC君のことたまに聞くとやはりあの人と一緒だったって思ったのよ」私「ぼく…そんなに浮気はしてないですよ」みどりさん「本当?笑 でもそう言う所や顔が良いから叔父さんより上だね」私「いやぁ叔父さんには勝てませんよ」又少し沈黙…
私「そろそろ帰りましょうか?」みどりさんは沈黙のまま私の腕を更にグッと握り寄せ「そうね」と私の顔を見つめて来ました。
私は何故か照れ臭くて顔を背けると、みどりさんは「ありがと」私の頬にキスをしてきました。私は「えっ」となりました。みどりさん「キスしちゃた…ゴメンなさいYに悪いことしちゃった…悪い叔母さんだわ」
その瞬間 セーブしてた私の心の鍵が解放され私はみどりさんの身体を寄せ沈黙のまま顔を見つめました。微かに聞こえるサザンの「栞のテーマ」私が顔を近づけると、みどりさんは少し顔を斜めに避け「駄目駄目だよC君…」
私は無言のまま、みどりさんの唇を奪いました。
続きます。
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