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人妻との体験

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投稿者:中村信二
信二「大変なこと??何かあったんですか?」
優美「うーんと、、どこから話すべきか・・w ハルの調子が悪くてね・・」
信二「病気かなにか??」
優美「うん・・メンタルやられちゃってね・・」

実際の会話はこんな簡単には済んでいませんが、僕は優美さんからハルマサ君が今、仕事のストレスが原因で「躁うつ病」にかかっていると聞いたのです。

躁うつ病といっても、優美さん曰く「かなり重篤」な状態だそうでした。近々精神病院に入院する予定にもなっているそうです。

信二「そんなに重篤なんですか??」と聞いたところ、「うん。かなり・・・」との事。優美さん曰く、もともと言動がおかしいと思い始めていたら、急に怒号などを挙げるようになり、幸い暴力とかはないものの、感情のコントロールが出来なくなってしまったと言っていました。

もともとハルマサ君は20代の時に軽い躁うつ病を患っていたのですが、それはもう完全に完治していると家族を含め周囲もそう確信していたそうです。それが新婚生活、新しい職場での仕事、人間関係、あらゆる「新しいもの」に自分自身が付いていくことが出来なくなり、もともと持っていた躁うつ病のケが発症してしたと(医者が)言ったそうです。

ハルマサ君は夜だろうと昼だろうと、ベランダから出て外に「入ってこいや! わかってるんだぞ! 南無妙法蓮華経!南無阿弥陀仏!!!!!!」とか、意味不明の言葉を大声で叫ぶらしく、それで警察も何度も家に来たそうです。

近隣住民もハルマサ君が壊れてしまった事を知らない人はおらず、そのうち警察が来ることもなくなってしまったそうでした。

近隣からの哀れみの目。ハルマサ君の入院日までの家庭内での看護。将来の不安。八歩ふさがりの状況に、ただただ精神病院への入院日が来るのを待ちわびるほかないと優美さんは言っていたのです。

その時、なんでもカッコつけたがるというか、余計な事に足を突っ込みたがるというか。。。「なにか手伝える事ありませんか?今は何に困ってますか?」と聞いている僕がいたのです。

すると藁にもすがりたい気持ちとはこの事なのでしょう。優美さんからは「めっちゃ助かる><! 実はハルがいまほっとけない状況だから、外でやらないといけない事(役所手続き等)が山ほどあるんだけど、一緒に歩けないから私が外出る間だけでもハルを見てくれるだけでマジ助かる><」と返事がきたのです。

まったく予想外の展開が始まろうとしていました。

もうこのまま縁も終わっていくのだろう。と思っていた優美さん、ハルマサ君、その人たちとの数奇な縁が、また活性化していった時でした。

たった3日間しかボランティア活動で顔を合したことの他ない僕に、「重病人の身内の看護」という重要な仕事を任せなければならないほど優美さんは追い詰められていたのです。

それから僕はまた、社長であるオヤジに「来週の月と火に有休使うからな。困ってる人いるから助けにいってくる!」といって土日含んで4日間の連休を取得し、ハルマサ君と優美さんが二人で暮らしている岡山県の某所まで僕は車を飛ばしていったのでした。

ハルマサ君の家は一般的な2階建ての建売住宅でした。僕は表札が間違っていない事を確認し、家のインターフォンを鳴らすと、すぐに玄関から優美さんが出てきてくれたのです。

表情は非常にやつれている感じがしました。服装は茶色のセミロングの髪の毛をゴムをつかって後ろでまとめ、シャカシャカした生地のウインドブレーカーに流行りの黒い細ジーンズという、いかにも今から役所に行ってきます。というような服装で出てきたのでした。

家の中に上がらせてもらうと、、すでに異様な光景が広がっていました。とにかく、、散らかっている。食べ物がはいっていた容器や袋、タオルや靴下などの衣類、破壊されたガンダムのプラモデル、落書きされた画用紙、あとハルマサ君が作ったという、正体不明の粘土や発泡スチロールで作られたオブジェというかモニュメントというか・・。

不気味な家でした。それ以外言いようがありませんでした。ハルマサ君は何をしていたかというと、この時は躁鬱の中でのウツ状態の時であり、うつろな目でボーーっと魂が抜けた目でテレビを眺めていました。

もうそこに、以前にみたハツラツとリーダーシップをとれるハルマサ君の姿はありませんでした。自分でハサミで切ったのか、不自然なざんばら髪になっており、ところどころストレス禿っていうのか、髪の毛がはげている部分があるんです。

右目は僕の目をじー・・・・と見てくるのですが、左目は天井あたりを見ていました。脂ぎった顔には無精ひげを生やし、髪の毛も洗っていないし歯も磨いていないのでしょう。異臭・・・・が漂っていたのです。

それから僕と優美さんは、久しぶりである事の簡単な挨拶を済ませ、時計がもう15時過ぎている事から、「先に役所にいったらいいよ」ということで、僕がココにきてまだ30分も経ってい居ないのに、ハルマサ君の看護、いや監督が課せられてしまったのです。

正直、、、恐怖を感じました。いくら暴力とかはない。とは聞いてはいても、今このキッチンにあるハサミを使って突進されたらどうしよう。。今はまだボーっとしているだけだけど、「お前だれじゃ!!!」とかいって絡まれたらどうしよう・・・。まさに恐怖意外のなにものでもありませんでした。

とりあえず・・・何か出来る事はないか。いや、何かしてないとこっちの気が変になりそうなので、とりあえず自分が居るあたりから掃除をする事にしたのです。

チラチラとハルマサ君のほうを見ながら、散らかった明らかにゴミと言えるものを順番に手に取ってゴミ箱に捨てていき、捨てていいのかどうかわからない物はとりあえず隅っこの邪魔にならない場所に固めておきました。

ハルマサ君はずっと同じ態勢のまま、テレビを見つめる事2時間。夕方の18時前になっても同じ態勢でテレビを見ていました。後で知ったのですがこの時はかなり強い精神安定剤を飲んでいたそうです。

この空間にきて2時間、僕も少しづつ慣れてきた部分がありました。最初、リビング的なフローリングの場所、寝室っぽい畳の部屋、キッチン周辺のゴミ捨てと片付けを始め、それなりに片付いた環境を作ることができました。

そしてふと・・・けっして健全ではない発想が僕の頭をよぎったのです。

それは、、(よく考えたら、新婚夫婦の家に堂々と上がり込むチャンスなんて普通ないよな・・・)っていう非日常的なスリルめいたものでした。
よく考えたらそれもそのはず。。

僕は彼女もここ数年おらず、生身の女性の姿はおろか生活空間なんて知る由もありません。ですが、この場所はあの優美さんが生活するプライベート空間でもあるんです。

本来、僕のような人間は女性が生活する空間なんぞに足を一歩たりとも踏み入れる資格すらない人間ですが、この時はすでにもう、、家の中どころか留守まで任されているのでした。

僕が掃除して当たり障りのない部分、今案内されて目に見えているリビングや畳の部屋、キッチンの掃除はともかくとして、、、、、2階部分はどうなっているんだろう・・・。なんていう、起こしてはならない願望を起こしてしまったのです。

優美さんは役所によって実家によって帰ってくるといってました。帰る前には僕の携帯に連絡がはいるそうです。いまだ優美さんが帰ってくる気配は無し。

僕はハルマサ君がうたた寝しているのを確認すると、そのまま誰も上がってもいいなんて許可を得ている訳ではないのに、2階部分へと上がっていったのです。

2階部分は西と東の2部屋に分かれており、ハルマサ君が普段プライベートで使っている部屋はドアが開いていたのですぐにわかりました。となると、対角線にあるドアの部屋が優美さんの部屋だろうことは容易に想像がつきました。

そして僕は優美さんの部屋に勝手に侵入し、、男としてやってしまう事は一つでした。

勝手にクローゼットを開け、、タンスを開け、、、下着類を物色してしまったのです。
下着類の中には、きっと結婚式の時に使ったのでしょうか。ウェディング系のブラとパンツ、そしてガーターベルトなども格納されており、それらを物珍しそうに物色してしまいました。

そんな事をしている間に、ふと・・(洗濯機の中とかに使用済みが入ってるかもしれないな・・・)なんて思い起こして、今度は1階のお風呂場や脱衣所への場所へと入っていったのですが、こうも悪い予感は見事に当たるのか、、洗濯機の中には数日分の衣類がパンパンに詰まって入っており(家事をする余裕もないんだと思います)目当ての使用済み下着も入っていたのです。

僕はおもわずその下着類の何枚かをポケットに突っ込み、、人間としてどうかしてしまったのでしょうか。。。壁にはっている幸せそうな優美さんとハルマサ君の2ショット写真の前でその下着をクンクンと鼻で嗅いだりしたのです。

それからハルマサ君のすぐ近くに移動し、心の中で(コイツが俺が好きになった人の旦那なのかよ)とか相手を見下しながら、寝ているハルマサ君のすぐ顔の前で優美さんのパンツを広げたりしていました。そんなことをしているうちに、、僕はとんでもない背徳的な興奮要素に支配されていったのです。

ここまでくるとオカルト的な考えすら頭をよぎりました。

ハルマサ君もこの家に引っ越してきてから病気になった。という優美さんの言葉を思い出し、、僕もこうしてこの家にきて急に背徳的な思考を持つようになったのです。なにがいいたいかというと、この家には悪霊でもいるんじゃないか!という突拍子もない発想でした。

そんな事をしている間に僕の携帯電話が鳴り、、優美さんがもうすぐ家に帰るとの連絡があったのです。とりあえず晩御飯は何を食べる?という連絡でした。

それから僕はふと我にかえり、手に取っていた優美さんのパンツを元の洗濯機の中に格納し、見える範囲だけ片付けといたので^^ というアピールをするためにも、元の位置に座って優美さんを待ったのです。

そしてその日は優美さんとハルマサ君は2階のそれぞれの寝室へ。僕は1階の畳部分に布団を引いてそこで就寝しました。1日目は来るのが昼過ぎてからという事もあって、あっという間に終わっていきましたし、ハルマサ君も薬が効いていたのが、ずっとボーーとしたまま終わってくれたのです。


続く。

※元投稿はこちら >>
19/11/08 20:47 (cPoLauaV)
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