予定が詰まっていたのもあるが恥ずかしくてあの日以来ミカさんと会っていなかった。
その日は家で法事があり、見たこともない親戚が大勢来た。
ミカさんは女性陣と料理の支度やらで走り回っていた。
この前の一件があったので俺は恥ずかしかったがミカさんはいつもと変わらず笑顔で接してくれた。
法事が一段落したところでミカさんが俺の横に座って来た。
俺「お疲れ様」
ミカさん「ありがと」
コップを渡しビールを注いだ。
ミカさんはビールを一気に飲み干し
「ぷはぁー疲れたー」と言って足を崩した。
どうぞどうぞ、とどんどんお酒を進めると次々と飲み干していった。
時間が過ぎ、母は寝て、父と兄と叔父の三人で日本酒で大盛り上がりしている。
ミカさんも大分酔っていて
「これら最後のおつまみでーす!あとは勝手にやってくださーい!」と呂律が回らない感じで兄達三人におつまみを出した。
大雑把に切られたタクアンだけど下でミンナ繋がっていた。
大爆笑の中、兄が
「ミカ酔いすぎ!もう帰って寝な。トシ!家まで送ってやれ」
ミカさんは玄関まではふらつきながらも自分で歩いていたが
玄関を出たとたん俺に寄りきってきた。
「大丈夫?」
「ダメかも~」
ミカさんの脇を抱えるように支えながら歩く。
女性特有の柔らかさを初めて感じ
支えて歩くのに集中できなかった。
ミカさんがフラフラ歩くので
はずみで手が胸のところにいってしまった。
「あー今おっぱい触ったでしょ?」
「今のは事故だよ事故!」
「どうかなぁ~?この前のだってなんかなってたし」
と言ってクスクス笑っている。
おれは恥ずかしさとバカにされてる感で少しムスッとした。
「怒らない怒らない。
男の子なら正常だよ♪
今日は大丈夫かなぁ~?」
といたずらっぽく言って俺の股間を触ってきた。
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