保養所を退社し、ホームレス状態となった僕は、一旦大阪の実家に身を寄せることとしたのです。
何年ぶりに親元で生活をするのだろう。
一人暮らしをしながら淀屋橋で派遣社員をやっていた頃からくらべ、運転免許も持っている、貯蓄も135万持っている今の僕には、明らかに接し方が変わっているのが印象的でした。
実家に帰った僕が、まず最初にやったことはもちろん仕事探しでした。業種は車の免許を生かせる仕事、さらに具体的に言えば人が嫌うルーチンワークが苦とも思わない僕は、決まったコースを配送するルート営業ドライバーの仕事を探して活動していたのです。
何もかもが久しぶりの感覚でした。まず都会の人混みw そしてどこにでもコンビニがある。電車やバスが網の目のように張り巡らされており、せわしなく動く都会の人々を見るのがあまりに新鮮で、ふとあの保養所でのゆっくりと流れる時間が恋しくもなったりしたものでした。
そして慣れない感覚で寝心地が悪かった実家の布団に慣れてきた頃、仕事自体も思いのほか早くに決まりました。そして、、、次の彼女も・・・しかりです。(ナオミさんも川本も彼女ではありませんでしたけど)
僕は自分の貯金を100万という区切りで意識し、35万の端数は、パーット使おうっっw なんて思ってました。実家のある大阪に帰ってきたことにより、懐かしい同級生に柄もなく片っ端から連絡を取り「飲み行こうぜw」と誘いまくっていたのです。
そんな中、知人の田村に連絡した時、田村は言いました。
田村「ああーー、その日な、俺も梅田に行く予定あるんだけど、ちょっと人と会うんだわ」
ハシ「なんだ、梅田まで出てきてるのか」
田村「おう。、、、いや、ま、いいか。橋下もくるか?というか俺は仕事の話で女の人と会う予定してるんだけど、お前もくる?」
ハシ「いや、俺が行ってもいい場所だったらいくけど」
そんな感じで田村、宮崎ともえ(今の彼女)僕の三人での飲み会が決まったのです。
田村はもともと、個人事業主で細々と生計を立ててる男であり、その田村は宮崎という人物に仕事上でのアドバイスを貰っていると言っていました。アドバイスとは田村が考えていた飲食店の開業についての手続き等に色々教えてくれる人。と言っておりました。
とはいっても、僕も保養所での3年間の経験があるので飲食業の事を何も知らないという訳ではありません。雇われる事しか考えていなかった僕にとって、個人事業主、独立開業という世界で生きている田村やそれに助言できる宮崎という人物に興味をもって、僕はその集まりに顔
出させてもらうことにしたのです。
待ち合わせした場所はJR大阪駅。ここも僕が知る大阪駅ではありませんでした。様々な商業施設への連絡通路が出来ており、(こんな変わったの????)と浦島太郎状態でした。
そこで桜橋口という改札口で田村と待っていると、、、ここから数えて12日後に僕にフェラしてくれる運命が定まっていた、宮崎ともか(34歳)が現れたのでした。
第一印象は、(背高っwwww)でした。
身長170cm。 僕も170ありますけど、女の170は高いw と同時に(地味www)でした(笑)
たしか服装は、黒のスキニージーンズ、・・・いや、もう何着てたか覚えてませんw それくらい記憶に残らないくらい地味な格好でした。
顔の印象は、(しゃくれ顎w 前歯w)でした。普段は普通の顔をしているのに、笑った時に前歯が出るw
けっしてブサイクという訳ではありませんが、可愛いともキレイとも言えない、標準レベルの庶民顔といったほうがいいのかもしれません。
ですが、性格は、、かなり好印象でした。ナオミさんや川本が、ちょっと変わった部類に所属する女であるのは間違いないと思うのですが、この宮崎さんは「はじめまして。宮崎ともかです。田村さんの知り合いの方ですねw」と、、、、、清々しく挨拶してくるんですよ。
第一印象の時点で、(なんか、、学のある人なのかな・・・)と、彼女がもつ頭のよさ、知的さを感じてしまったのでした。
それから僕達は梅田の駅ビルにある喫茶店に入り、田村のこれから考えている飲食店の開業の話をするところに同席したのですが、彼女の口からでる専門用語?に驚いてしまうのでした。
何をいってたか詳細は覚えてませんが、調理師を海外から招聘するための資格、必要処理、入国管理局への申請、各種書類の翻訳、そして、レストランの管理者に食品衛生責任者の選定、衛生事務所への許可申請、工事基準、店内の照明は何ルクス以上あればどうこう・・・・。
そんな話をしていたのです。(このひと、、、、めっちゃ頭いい人なんだ・・・)と衝撃を受けました。
それにたいし「私もネットで調べただけなんだけどね」といってる割には、その知識の豊富さに驚いたものです。
結局その日に話したことを、覚えて着る限りを羅列すると、植民地とアジアの独立、戦後日本の高度成長、現代社会のストレス構造、日本はなぜじさつ者がおおいのか、桶狭間で討ち取られる前までの今川義元の駿河、近江での功績、イスラエルとパレスチナ問題、アラブの春、なぜ日本には浄土真宗が多いのか、そんな話題で宮崎さんと話していたのです。(歴史については僕も苦手ではありませんから)
なんでそんな頭いいの?
と思いきや、、、「いちおう教員免許もってますからw」と平然と答えたのがその時の宮崎さんでした。
ところが予想しない展開へ。
田村が仲介役となって僕と「お互い相手いないんだし、付き合ってみたらいいやんw」という提案にのって、意外な事だったのですけど、宮崎さんのほうから「私なんかでよければw 橋下さんとは今後も色々話してみたいと思いますのでいいですよ。」という好意的を返事をもらったのです。(この返事自体、あまりに堂々としすぎているんです。知的な人ってこういうものなの?とも思いました)
結局、付き合うとか彼女彼氏の関係になるとか、そういう建前的なものは抜きにして、次回からは田村がいなくても二人で会いましょうよ。っていう段階でこの日はおわったんです。
が・・・。
12日後にナオミさんから開発された僕の流儀。
パンツの上からクンニを、この元教員の宮崎さんもされてしまうのでした(笑)
その話は詳しく次回にお話ししますw
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