他人の家だと言うのに、僕は全裸の由希子さんの手を引っ張り、風呂場から連れ出していました。2階の寝室へと向かうためです。
階段の手前にある扉。その中には旦那さんが眠っていますが、扉に向かって『由希子さんを抱きます。』と心の中で伝えるのです。
2階への階段を上がりながらも、『正義はこちら。由希子さんを取られる、お前が悪い。』と自分の正当性まで訴えていました。
寝室に入ると、すぐに彼女を抱き締めます。風呂場で一度逝ったばかりの彼女ですが、ちゃんと僕のキスを受けとめてくれました。
風呂場からここに来るまでの僕の股間は萎えることはなく、彼女もずっとそれを見ていたからです。
『由希子~?毎日するよ~?毎日セックスしにくる。毎日毎日、犯ろうねぇ~?』と言うと、『毎日なのぉ~?』と笑って答えてくれます。
『そう毎日。僕、由希子の男になるわ。決めたぁ~!』と続けると、『私の旦那さんでしょ~?』と言われてしまうのです。
彼女をベッドへと倒し、僕は彼女に乗り掛かります。キスを始めた僕に、『頑張ってよぉ~?』と彼女が言って来ました。
『何を~?セックスを頑張れってこと~?』と聞いた僕に、『違うわよぉ~。』と由希子さんは答えます。
そして、『私、旦那さんがいるのよ?下で寝てるのよ~?なのに、私に誘惑させたのよ?あなた、なかなかの状況なのよ~?』と言ってきたのです。
よく考えればそうです。旦那さんがいる家で、浮気相手がその妻とセックスをするなど、普通なら考えられない状況です。
しかし、彼女は、『それでも、毎日来てよ?毎日しに来てよ?私の人になって…。もう、毎日抱かれて寝たいわぁ…。』と言ってくれるのでした。
由希子さんの目が潤んでいるように、僕には思えました。溜め込んでいた自分の気持ちをさらけ出してしまったからでしょう。
きっと、旦那さんが倒れてから、夫婦の営みは完全に無くなったことと思います。まだ50代の彼女の身体では、それは耐えられなかったのだと思います。
オナニーで済ませても、やはりどこか虚しさだけが残っていたはずです。そして、数年ぶりに彼女が手にいれた男が僕です。
満たされてなかった身体が爆発してしまうのも、無理はありません。
『今日は「あなた。」って呼ぶから。』と言ってくれる顔からも、彼女は満たされているようです。
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