3Pに興味をもったことからはじまった、変態という楽園の扉。
その扉を、今、全開にした瞬間だった。
大事な彼女の体に、他人の精子が、かかるわけだ。
でも、最後に、何か、私自身が春美にサプライズをしてあげたかった。
そう考えた時に、思いついたのがこれだった。
春美には、当然、話していなかった。
でも、春美なら、必ず受け止めてくれるはず。
私たちのこんなセックス、変態なら興奮するはず。
気づいたら、皆さん、女性がパートナーの男性にフェラしている!
そして、真っ先に瞬さんが春美の顔にぶちまけた。
次々と、春美の顔や胸にぶちまけていく。
そして、いつもは口内発射な私も、春美の顔に容赦なくぶちまけた。
濃い、大量の精子が、春美の髪の毛まで飛んでいった。
放心状態の春美に、私は言った。
「今までお世話になったお礼に、5人分の精子、全部飲んで!」
春美は、手で体中の精子をすくって、口に啜り、全部飲んだ。
瞬:「やっぱり春美ちゃんはできる子や!」
参加者全員から、拍手喝采を浴びた私たち。
最後は、顔にこびりつきそうになっていた精子を、私が舐めてあげた。
そして、そのままディープキスをした。
次の日、参加者全員に深くお礼したあと、瞬さんご夫妻に私の部屋まで送っていただいた車中でのこと。
瞬:「人生、やりたくてもできひんことって、た~くさんあるんよね。でも、アンタたちは、思い切って飛び込んできて、持っているものさらけだして、短い時間でホンマに成長したわ!」
香織:「みんな、誰しも、変わってるところって少しは持ってるもんなんよ。」
瞬:「アンタらなら、どんな苦難でも、必ず乗り越えられるわ!」
そして、瞬さんの車を降りた。
瞬:「元気でな! ビバ変態やで!!」
瞬さんご夫妻との出会いは、私にとってのその後の人生にとって、変態なこと抜きにしても、大きく心に残っている。
私なら、春美なら、どんな困難も乗り越えられる。
どちらかと言えば気弱な私に、大きな勇気をくれた言葉。
思い切って、何でも飛び込んでみる、チャレンジしてみる。
今、37歳の私に、よく染みる。
そして、無事大学の卒業式を迎え、それぞれの地元へ帰る日が近づいてきた。
引越作業のために、私の母、春美の母が、私たちのもとへやってきた。
私の母は、春美と2度会っていたから、春美がどんな子なのかは知っていた。
「ヤるときは帽子しなさいよ!」って、いつもいう我が母。
ただ、春美の母は、春美が持っていた写真でしか知らなかった。
帰郷前日、4人が初めて顔をそろえた。
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