妻の薬を貰いに、いつもの薬局へ行く。
偶然にも、人手が足りないのか、陽子のいうオーナがいた。
太った赤ら顔の助平たらしい、男がいた。
この男が陽子を抱いていたのかと、思うと無性に腹がたってきた。
この2~3日あと、陽子に会う。
軽い昼食を食べながら「こないだ 初めて オーナーを 見たよ」と言うと「やな 男でしょ」と軽蔑を含めた答えが返ってきた。
陽子のほうはもう忘れたいらしく、逆に私のほうが気にしている面が多いように思った。
やはり私としては、あの男の物が陽子にとか、あの男の手が陽子の体に色々したと思うと、顔を見てしまった手前、男としては複雑な気持ちになる。
ホテルの部屋に入っても、浮かぬ顔をしている私に気遣って、笑みを浮かべて私にキスをしてくる。
私も陽子の腰に手を回し、私のほうへ引くと、胸の膨らみが私の体に当たる。
「赤井さん あんな男のことなど 忘れて」
「そうだね 悪かった 気を遣わせて」
陽子はいつもの通りに、浴室へ行き湯を張り、戻ってきては備え付けのコーヒーを煎れる。
そばへ二人ともくっついて座り、陽子は頭を私のの肩に付ける。
「ああー こうすると 落ち着く」
陽子の腕が私の腕に絡む。
「あれ 持って来たかい」
「ええ」
持って来た手提げの紙袋を、陽子はテーブルの上に置く。
実は、陽子とオーナーとの間でオーナーが使っていた『物』を、陽子に使っていた『物』を持ってくることになっていた。
私は紙袋を逆さにする。
ガラガラガラ。
特大のペニス状のもの、粒粒の真珠、手錠等々。
「おいで」と私の膝を指差す。
陽子は急いで、はいていたスカートを降ろし、パンティー脱ぎ、私の膝に跨る。
陽子は私のズボンのベルトを緩め、ズボンの中に手を入れ、わたしの分身であるペニスを引き出す。
赤黒い亀頭が出てきて、陽子は腰を前に進め、自分の体に埋めようとする。
無理なので、私は腰をずらす。
もう一度陽子は試す。
今度は、ようやく我が分身を呑み込むことができた。
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