後日、腹も減ったので帰ろうとしたところ突然、女社長が一人で謝罪に現れた。
アポなしで来るあたりさすがだ。
こちらの担当営業マンも帰ってしまっていたので、仕方ないので私一人で対応した。
会社で話を聞いていたのだが、何を言ってるのかよくわからない。
多分、現場を知らないのだ。
適当な知識で対応しようとしてるので、話が全然進まない。
「もうすぐエントランスが閉じてしまいますので出ましょう。夕食でもどうです?」
俺は腹も減って死にそうだったので夕食に誘ってみた。
女社長はしばらく考えこんだ後、渋々といった感じで承諾してくれた。
レストランに移動した後も意味不明な話は続いた。
いい加減めんどくさかったので、話題を変えた。
「休日はどんな過ごし方をされているのですか?」
プライベートについて聞いてみた。
あんまり話をしてくれないのかと思いきや意外と淡々と色々な話をしてくれた。
仕事上の付き合いとはいえ、10年以上の付き合い。
こんな雰囲気の彼女を見るのは初めてだった。
俺は強烈に男性ホルモンを刺激された。
昔から綺麗な女だとは思っていたが。
ワインも進み、ますます饒舌になっていく女社長。
俺はダメもとでホテルに誘った。
しかし旦那がいるからとアッサリ断られた。
会計を済ませ、再度別れ際にちょっと強引にホテルに誘ってみたがやはりダメだった。
お堅い女だ。
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