教官って必要かもしれませんよ。
AVとかで見たことが=女性も気持ちいいセックスとは限らないと、トコトン教えられました。
セックスは男性と女性の共同で作りあげていくものだ、印象的な康子さんの言葉。
康子さんは最初、旦那さんと付き合いだした頃、この人と結婚など考えられないと思っていたそうです。
若いってのもあったそうですが。
旦那さんが、どうしてほしい?とか聞いてくるので、こうしてとかああしてと言うようになって、んで結婚してほしいって言われたら、なんかつい、ハイって言ってしまったんだよね~と笑っていました。
セックスが作りあげられてる途中の段階のプロポーズだったから、下りたくないなって気持ちだったそうです。
面白い話しでした。
康子さんと別れたあとの一人目の彼女に試してみました。
要求は色々出てきて、セックスを作り上げる土台まではいきましたが、あれ買ってだの、めっちゃ高い料亭やレストラン連れてけだの、あげくに車検代出せだの、金食い虫のわがままに嫌気がさし、別れました。
別れたくないと泣かれましたが、わがままは治る気配なしでした。
妻とも実践してみました。
消極的で、ああしてとか最初、言ってくれなかったのが、少しずつでてきて、一年付き合ってプロポーズ、当時まだ24になったばかりの妻は、早いと最初はいい返事ではなかったんです。
返事先延ばしでした。
プロポーズが二カ月くらいして、返事が出ました。
場所はホテル、セックスしたあとでした。
『今日してて、なんか未来が少しだけ見えたような気がした。もっとその未来見てみたいな』
最初、この言葉の意味がわからなかった、超鈍鈍な俺。
散々ばかにされながら、言葉の意味を説明されて、OKなんだとわかりました。
康子さんと別れて約二年半、あのときの教えが実った瞬間でした。
別れて最初、実は数回、康子さんにメールしました。
元気?とか、そんなメールです。
でも返事は一度も返ってきません。
妻との結婚が決まり、二年ぶりくらいに康子さんにメールしました。
『結婚します』
とだけ送りました。
すると夜中、寝てる最中に返事がきてました。
『おめでとう』
短い文章でした。
翌日、電話してみました。
出てくれた康子さん。
旦那さんの実家に入ったらしく、籠に入れられた小鳥状態と笑ってました。
でも幸せそうでした。
数分話しをして、お互いアドレス帳から削除を決め、電話を切りました。
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