無情の中出し
その内こちらも我慢出来なくなってきて、「射精(だす)ぞっ!」と私が宣言すると、一瞬、戸惑った様子を見せたが、なおも自ら腰を振るのを止めず、官能にそのまま流されていこうとしていた。私がゴムをつけているという安心も彼女にはあったのだろう。
「ハッ! イクッ! アッ! イくっ!!」
と、私と共に絶頂を迎えようとするように一際高い声を上げ、腰の動きを激しくしていっていた。射精したのはその直後。ゴムは先に書いた通り細工してあるので、思いっきり中にぶちまけていた。あの瞬間には最高の達成感があった。
冴子は最初何が起こったのか分からないでいる様子だった。身体をブルブルと震わせ、絶頂の余韻の中で惚けていた。が、異変にはその後すぐに気付いたようだった。ドロリと私の吐きだしたものを濡れた花弁から溢れさせながら、ビクッと身体を震わせると、
「えっ! コレ! ウソッ!?」
と、ハアハアと息を弾ませながら彼女は戸惑いの声を上げた。
「おっと、ゴムが破れてしまっていたようですね」
彼女の中から自分のものを抜いて、わざとらしく苦笑いを浮かべると、
「何てことを!」
彼女は憎々しげに声を上げ、すぐにシャワーを浴びようと立とうとしたが、腰が抜けているのか立ち上がることが出来ないでいた。これを良い事に焦る冴子に構わず再び腰を突き入れていった。ゴムも付けず生のままで。今逃げられては困るのだ。いよいよ、今こそ完全に堕ち切ってもらい、そして私の腕の中で完全な転生を果たしてもらうのだ。
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