見せかけの避妊
「身体を合わせる前にシャワーを浴びましょうか」
私はやる事があるので、冴子を先にシャワーに行かせた。
私はここで一つの策を巡らしていた。挿入時に冴子を不安にさせないためにコンドームを付けてSEXをしようと思った。その為にコンドームに細工をした。先の方に裂け易いように切れ込みを入れたのだ。要は私のものはゴムに包まれながらも頭の部分の辺りは剥き出しにする。と言う訳だ。つまり避妊具としての意味はない。自分のものにしないといけないから、余計な物を付けずに自然に楽しみたかった。だがコンドームもなしというなら彼女はそのリスクの高さ故に私との交わりを拒んでしまうだろう。それでは意味がない。私は敢えて「安心」を見せかけながら、彼女自身にその官能の中に身を沈めていったもらう事にした。
それともう一つ、隠しビデオをセットした。脅迫材料は多いほど良いからだ。
バスタオルを巻いて出てきた冴子はメガネを外していた。これからベッドの上で繰り広げられる行為に観念したんだろう。いよいよ冴子が長く秘めていたであろう女としての素顔が露わにする時がきたようだ。
私は冴子の手を取り、優しくベッドへエスコートした。バスタオルをきつく巻いた冴子を横に座らせ、一番魅力的であろう胸を肌蹴させた。先程は、点で攻めたが、わざと乳首を避けて周りから。下乳を抱えるように揉んだ。冴子は目を瞑り唇を噛んで私の愛撫に耐えていた。耳にフッと息を吹きかけると「あっ!」と初めて声を発した。どうも耳が弱いようだ。
バスタオルを取り去り、露わになった秘部を指でなぞった。すでに愛液が溢れていた。冴子の手を取り、私の勃起したものに導いた。触らせて、これから自分の中に入る物を確認させながら、冴子の中へ指をゆっくりと差し込み、ゆっくりと引き戻し、私とのSEXを連想させた。冴子を見ると涙を流していた。きっと屈辱の涙だろう。こんな男に裸を晒し、全てを触られ、夫を欺き、これからSEXをしなければいけない。そんな思いだろう。
私は冴子の前で細工したゴムをはめた。
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