居酒屋からバーへ場所を替えてすぐに、友達は俺と呑んでることを妻である潤子に教えてやると言い、家に電話をかけた。
俺は、また子供達が出て、潤子が居ないことが友達にバレるのではないかと、半ばヒヤヒヤしていた。
自宅の電話は話中だったので、友達は潤子の携帯にかけなおしていた。
コールはするがなかなか出ない。
2度、3度とかけなおす。
もう一度、家の電話へ。
しかしまだ話中。
結局、携帯電話への5度目で潤子はでた。
息切れしてるな?どうした?の友達の問いに、何かを答えてたみたいで、そうかと友達はそっけない返事をしてから、いま誰といると思う?と切り返していた。
その後、友達は電話替わるからちょっと待ってろ、といいながら携帯を俺によこした、俺が携帯を受け取ると友達は『オシッコ』といいトイレに行った。
携帯を耳に充ててしばらく無言でいてみたら、『パン!ヌチャ! んハふッ、ヌチャ!うグフッ!』
という音と声が聞こえた。
まさか!ほんとに?最中?
いろいろ想像していると、粗く大きなため息が聞こえた。
『ヌチャ!ヌチャ!小さくパンッパンッ!ヌチャ!
篭った感じの、むぐぅ~ふ~、ハンッ!』
おいおいまずいだろこれはと思っていると、『も、もしもし~、も、もし、もし~、』とオドオドした感じの声で話し掛けられた。
あ~もしもし、俺俺!
ごめんごめん、いま飲み物注文してたからと返した。
今日も可愛いの?
なんだか声も若い感じだよと、いつもの挨拶。
すると『◯◯さん?』
『え?なんで?… 暖ッ、暖ッ、、、。
ふ~。』
あれ?何してたの? 息切れしてるよ!?
と聞くと慌てながら『あ、あ、あ、うん、あのね◯◯◯◯◯ダンスしてたの!』と言葉のトーンを変えて、明るく高めの声で話しだした。
すると『ヌチャ!ヌチャ!ヌチャ! 』
また声のトーンはオドオドモードになり、『あ、あ、あ、うッ!ご、ごめんなさい、い、い、いま、、、ぁァ~、い、ま、ね、お手っ、お手洗いに行きたくて我慢してたの!』
『暖ッ!うッ!ごめ、ご、ごめんなさい!ま、また、また今度ね!』そういうと、潤子は、携帯を置いたようだったが、電話は繋がったままだった。
潤子の切羽詰まって早く切りたがっている感じは、実はすでに半分イっていたのだろう。
電話を置いたあとすぐに『イクイクイク』と連呼していた。
パンッパンッぐちゅぐちゃという音がテレビの音声の裏に隠れてはいたがハッキリと聞こえていて、いよいよスピードが上がっていた。
もう少しと思っていたところで友達がトイレから戻ってきたので、知らん振りして電話をきりテーブルの上に置いた。
サイト上のリアル画像のアップは、1時間に数枚増えていた。
翌日に続く。
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