彼と初めて逢ったのは、それから何日か過ぎた頃ですが、どれくらいだった
かはもう昔の事で忘れました。場所は某大手スーパーの駐車場でした。
彼は私の事を良く知っています、車の事も・・・。
何故なら、彼が私の車をいつも洗車していてくれたのです。私は車を少し離
れた場所に停めておりました。家には主人の車が停めてあるので、私のは別
の場所に置いてあります。ある日その車が綺麗になっていました。暫くは彼
もとぼけていましたが、彼しか考えられません。たまに悪戯もされていまし
たけれど・・・。(ボンネットにバカとか、サイドミラーに人形がぶら下が
っていたり・・。)そんな行為が困る様な・・うれしい様なそんな気持ちに
されておりました。
そんな最中に、彼の方から姿を見せるからと言いだしました。
「こずえさんの事を信じられるようになりました。もう逃げたりはしませ
ん。」
そして、初めてそのスーパーの駐車場で顔を見せて、名乗ると言う事でし
た。これが彼と交際する最初になるとは、私も思ってもおりませんでした。
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