検索してみればすぐに見つかる、有名なサイトです。
このサイトは有料で、ポイントを購入して、そのポイントを使って書き込みを
読んだり、メールを送ったりします。定額制ではなく、従量制(使っただけお
金がかかる)ですが、とりあえず私が住んでいるような比較的小規模の都市で
も、援助の話ならもうイヤというほどあります。援助じゃない、純粋なおいし
い話が少ないのも、また確かですが…。
その女性が車の中に乗り込んできて、まずはすぐに車を出しました。美人とい
うほど美人じゃないですが、でも綺麗と言って差し支えないレベル。スタイル
もよく、何よりその純情そうな姿、仕草。
人のいない場所に車を移し、缶コーヒーを飲みながら話を聞きました。
「ああいう所に書き込んだのは初めて?」「…はい」
「どうしてあんな募集をしたの?」「…友達に、そういうサイトがあるって教
えてもらって、色々メールしたりしてて…最初は会ったりするつもりは全然な
かったんだけれども、過激な話を聞いてたら、我慢できなくなって…で、お金
にもちょっと困ってたから、それで…」
服装を見ると、それほどお金に困ってる様子は見られません。
私に目を合わせず、もじもじしながら話をします。腕を取ってみると、驚くほ
ど冷たく、ひどく緊張しているのが分かりました。「緊張してる?」と冗談半
分に聞くと、声を震わせながら「…はい」と答えます。しばらく、他愛のない
話をしながら、なにもない街をドライブして時間を過ごしました。
だいぶ緊張がほぐれ、何度か信号待ちでキスを交わし、舌のざらざらした感触
を味わう余裕と、冗談に笑う余裕も出てきたあたりで車を止めて、
「じゃあ、今日はお金が欲しくて、来たんだよね?」
「ここに1万円ある、欲しい?あげるよ。ただし、1万もらうならえっちは無
し、そのまま帰るんだ。えっちする場合は、1万円あげない。えっちか、1万
円、どっちが欲しい?」
そのまま彼女に1万円を渡し、駅で車から降ろし、ドアを閉めました。
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