2023/07/02 14:40:41
(wSy.3Fz3)
23年ぶりに唇を重ねた。
23年ぶりに見た元妻の女体は、とても美しかった。
ムッチリした妻の女体よりも、細身の元妻は、恥ずかしそうに足を閉じたから、割って入って足を広げてクンニしようとすると、明らかに昔よりもクリが育っていた。
「気が付いたでしょう。再婚した相手、DVじゃなくて、サディストだったの。私、縛られて辱めを受けて、クリトリスを吸い出されて、昔、そこにピアスが通されてたのよ…」
よく見ると、クリトリスの上下に凹みがあった、
「縄の痕が痣になって、乳がDVだと言って私を連れ戻したの。医者にクリトリスのピアスを見られて、DVじゃなくてSMとバレたけど、私はマゾじゃないしSMは不本意だと言ったら、DV認定してくれたの…」
元妻は、バツ2になりたくなくて、凌辱に耐えていたそうだ。
恥辱の限りを尽くされても無抵抗だから、再婚相手は元妻がマゾだと勝手に思い込んでいたようだ。
DV離婚を告げた時、再婚相手は、
「それでいいのか?」
と言ったっから、元妻が頷いたら、
「そうか…」
と言って背を向けたそうだ。
23年ぶりに元妻を抱いた。
元夫婦だが不倫であることは承知で、妻には悪いと思った。
でも、もう会えないであろう元妻には、思いを遂げておきたかった。
褄より年上の元妻だったが、マンコは妻より奇麗だった。
アラフィフの元夫婦が、性欲だけではない、消えかけの愛を燃やした。
褄より硬め抱き心地が懐かしく、妻の揺れるt部差ではなく、震える乳房が可愛かった。
絡め合った舌、交換した唾液、吸い付いた乳首、音を立てた愛液、そして注ぎ込まれた精液…
「ああ…嬉しい…」
元妻の目じりから一筋の涙が落ちた。
ラブホを出たら、外は暗かった。
「じゃあな…」
「ええ…まだ、お戻りになるまで時間があるでしょ。ボトル、空けて行ってね…」
元妻が微笑んだ。
「今日は、抱かせてくれてありがとう。やっぱりお前はイイ女だよ…」
「こちらこそ、抱いてくれてありがとう…でも、あなたに抱かれるのは、今日が最後。あなたには家庭がある。私が望んだあなたの幸せだもの、私が壊しちゃダメ…」
「そうだな…お前がくれた幸せだからな。大切にしなきゃな…」
その後、元妻の店には3回足を運び、最後、チーママをはじめ、常連さんたちに送別会をしてもらって、赴任地を後にした。
元妻には新幹線の時間を告げておいたので、見送りに来てくれた。
「あなた…前にお渡しした私の電話番号を書いたメモ、返して下さる?そういうのからボロが出るから…」
「えっ!ああ…」
大事にしまっておいたけど、元妻にメモを返した。
「いろいろ、世話になったな。」
「こちらこそ、ご贔屓にしてくれてありがとう。でも、もう二度と訪ねてこないでね。電話もダメよ。私たちは、今日でお別れ。赤の他人…さよなら。お元気で…」
「ああ…さよなら…お前も元気でな…」
俺は、元妻に手を振り新幹線に乗った。
そして、スマホの発信履歴から元妻の電話番号を探して、手帳に書き写し、
「さよなら…」
と言って、履歴を削除した。
まだ、身体に元妻を抱いたときの感触が残っていた。
そして、次第に妻への贖罪の念が沸いてきた。
先日、7年ぶりに元妻の故郷の支社へ出向いた。
金曜日だったから、昔の仲間と飲むと褄には言って、一泊宿を取った。
もちろん目当ては元妻だった。
二度と訪ねてはいけない約束だったが、呑むくらいは良いだろうと思った。
しかし、元妻の店が明らかに無くなっていた。
元妻の店があった建物自体が無くなり、一方通行だった狭い通りが対面通行に拡幅され、更に両側に歩道が整備されておしゃれな通りになっていた。
元妻が二度と訪ねるなと言った意味が分かった。
元妻は、元妻の店が、無くなる運命だと知っていたんだ。
用地買収をして、建物を取り壊して道路を整備する…7年前にはすでに移転交渉があったのだろう。
元妻はそれに応じて店を閉め、それなりの補償金を手にしたのだろう。
手帳を開き、元妻の携帯電話番号を見つめたが、かけなかった。
「さよなら…元気でな…」
せっかく元妻がくれた幸せだから、大切にするために、まっすぐ宿に戻った。
そして、もう二度と元妻に会おうとは思わず、元妻が元気でいてくれることだけ願って、彼の地を後にした。