不倫体験告白

子供の手が離れたこともあり時々ボランティアに参加したり、趣味に費やす時間が持てるようになって、体力の低下をどうにかしたくて水泳を始めたことがきっかけになりました。

元々大学で競泳をしていたので体を動かすことは好き。でも子供とプールに遊びにくるのとは違ってまともに泳ぐなんてしていなかったからあまりにもキツくてショックを受けて、少しづつトレーニングを開始。そのかいがあって半年ほどで普通に泳げるまでになると楽しくて。

時々見かけてた若い子とも知り合って。
泳ぎ方とか体つきから競泳をしているんだろうなって、一目瞭然でした。
帰りにお茶をしたり軽い食事をするようになって､まさかの告白を受けるとは思いませんでした。

年齢差がありすぎるだけでなく既婚者なことを理由に､当然お断りしました。
今どきの子にしては純粋な告白だったので嬉しくもあり胸が痛かったのですけど、お友達ならと今まで通りのおつき合いは続きました。

それでも忘れた頃に告白を受けて、純粋な目で見つめられると辛くて。
何度目かの告白をされたときに、彼の唇でいきなり口を塞がれてしまいました。
びっくりして彼を突き飛ばしたのにまた直ぐにキスをされて抱きしめられて、もう忘れていた甘い気持ちに包まれて拒絶することを忘れてしまいました。

せっかく購入した競泳水着も捨てて、もうあのプールに行くのはやめようと何度も思いました。でもいざその日になると気持ちがそわそわして、結局水着を着る自分がいました。
何をするわけでもないし、今度は冷たくてあしらおうと心に決めていました。

帰り際の駐車場で彼に体を引き寄せられたとき、きつく拒否をしてみせました。
かなり落ち込む彼を見て申し訳なくて、優しく窘めてたら…隙を見せた自分を恨みました。
彼に簡単に唇を重ねられてしまって、離れようとしても離してもらえなくて。
口の中で彼の舌が追いかけてきて､逃れようがありませんでした。

体の力が抜けて、彼の熱い情熱を受け入れることに何ら抵抗する気持ちも起こらなくて。
僕に少しだけ時間をくださいって、始めは意味が飲み込めませんよね。あなたが欲しいって言われて、どこでそんな言葉を思いつくのかと思いました。

言葉が出ないでいたら「貴女を抱きたい」だって。
あからさまなことを言われて､もう恥ずかしくて。
あまりにもストレートすぎて、ああいう時って怒るべきかどうするべきか頭がパニックになるんですよね。
絶対に駄目なのに、だめなのにどうかしていたとしか思えないのです。

１時間後には彼に抱かれる自分がいました。
あまり上手とはいえない感じなのに、彼の熱い愛撫に脳が痺れていって。
何度も執拗に突かれて、もう何も考えたくなくなりました。

やっぱり若い子って、凄いです。
いつまでも何回でも出来るって感じなんです。
あんなにされたら誰だっておかしくなる。
だって、ほんとうに気持ちいい……。

わたし、あそこを舐められるのが苦手なんです。
だって汚いし、何より恥ずかしいですよね。
彼はそこをしつこく口で攻めるんです。
やめてっていくら言っても止めてくれない。
口にするのも恥ずかしいことを言って、そんなこところを褒められても正直いって困る。

さっき終わったばかりなのにもう……というか、まだするの？って感じ。
わたしも性欲はある方だと自覚はあるけど、彼は底なしな感じ。アスリート系っておかしい。

嫌だという気持ち、堪らないいう気持ち。
わたしの中で感情が入り乱れて、おかしくもなります。

彼はずるいです。
彼に会うのが憂鬱なのに反面、あんなのを味合わされてしまったら……
わたしって、浅ましいのでしょうか。