子宮頸癌で他界したパートナーとの記憶を書きなぐり。記憶なので多少盛っているところもあります。そして書き溜めていないので遅いです。
SNSで知り合った既婚女性マリカ。
同世代のマリカ。
マゾでサブミッシブなマリカ。
数年前に他界しました。
子宮頸癌でした。
わかった時には既に手遅れでした。
お互い既婚者。僕達は戸籍上のパートナーでは出来ないアブノーマルセックスを貪っていました。
マリカのSNSプロフィールにはご主人との性活があまり無く、あっても前戯無し、挿入数分で勝手に出して終わり、このまま女性として終わりたくない。そんなプロフィールにネイルで綺麗に飾られた指先画像に惹かれてメッセージを残しました。
細く綺麗な指先、めいっぱいお洒落にしているネイル。貴女のネイルと指先に惹かれました。そんなメッセージだったと思います。
マリカからの返事は期待していませんでした。
中年な僕。中年体型の僕。若くて男らしいオトコが良いに決まってるよ…。
だけど、マリカからメッセージが返ってきました。すぐに会おうとする雄、いくら出せばいいのと聞いてくる雄。そんな雄ザルからのメッセージばかりの中、指とネイルしか触れていない僕のメッセージ。この人なら自分をもっと見てくれるかも、それがメッセージを返してくれた答えでした。マリカからの返事はとても嬉しかったです。
ですが、僕は元々アブノーマル嗜好だったので、マリカが求める雄では無いと思い、指先が印象的だったから思いのままを伝えただけで、僕の求める女性はアブノーマルな事に理解ある女性です。無理ならブロックしてくださいと伝えました。
マリカはアブノーマルでもノーマルでも構わないこと、女として見てくれた僕に惹かれると言ってくれました。
それから僕達は会うまで毎日、メッセージをやり取りしていました。お互いの居住地や日常生活な話しから性癖、経験談などのやり取りをしていました。
そんな中に仕事の都合でマリカの居住県に行く事になったのでランチへ誘い、はじめて会うことになりました。
当日、僕の服装を伝えて待ち合わせ場所で待っていると僕に向かって軽く会釈をしながら向かってマリカが歩いてきました。はじめて会うマリカ。髪は明るくしていてショートです。そして、やはり綺麗な指、ネイル。
ランチに移動して食事をしましたが、お互い緊張していたのか無言の食事となってしまいました笑
食後のデザートの時に僕は正直に下心があってランチに誘ったことを話し、そんな気分でなければ解散しましょうと伝えたところ、マリカもセックスする覚悟を決めて来ているとの返事でした。
続きます。。。