とある仕事を切っ掛けに、彼女との距離が急激に縮まった。
それまでは、ごく同じ部署の同僚として、仕事のパートナーとしての感覚でしかなかった。
平日の仕事終わりに、夕食を一緒に食べて帰るような事が2~3度あり、次は休日にランチへ行きたいと言う話に。
ランチであれば、その後も少しは時間があるだろうと予想し、「その後、ホテルに行きませんか?」と、直球で誘った。
「露骨な『如何にもラブホ』と言うところは避けたい」と言う要望があり、一般的なホテルのデイユースを提案したところ、OKを得られた。
そして当日、ランチも終え、コンビニで買い物をし、いざホテルへ。
お酒やお喋りをしていたが、どちらからともなくキスで舌を絡めあい、そのままベッドへ倒れ込んだ。
年齢を感じさせる程の、極端な弛みが見受けられないカラダを愛撫し舐めながら、指を一本、秘部へ宛がうと、既にヌメリを感じるほどに。
そのヌメリを指に絡め、指の第一関節が入った程度のところで、指の曲げ伸ばしをすると、そのタイミングに合わせて「クチュ・クチュ」と良い音を返してきた。
指を一本から二本へ、第二関節くらいまで沈め込んだ辺りで、お腹の内側らへんを刺激していると、明らかに愛液とは異なる体液を滴らせるようになった。
「ダメ、おかしくなっちゃう」と言いながら背中に腕を回ししがみついてくる、そんな彼女が愛しい。
指の動きを止め、また数回指を動かすと、それが滴り始める。
幾度とそれを繰り返した後に、攻守交代。
数ヵ月前迄は、ただの同僚だった彼女が、私のモノを口に含み、舌を這わせている。
いよいよ一つになるとき、念のために「生だけど大丈夫?」と確認した。
ラブホではないので、それが置いてないことは、彼女も解っていたと思う。
「溜まっているのを全部、私の中に出して」と言う言葉が返ってきた。
年齢的に、生理が無くなっているかギリギリあるか、微妙な年齢だが、彼女は前者のほうだった。
何も遮る人工物が無い状態での、一つに重なった時を楽しみに、彼女の希望通り、全てを受け止めてもらった。
余韻を楽しみながらトークをしていると、レスになって数年が経つこと、ブランクや年齢の事で濡れるか不安だったこと、好きな体位など、色々話してくれた。
これを切っ掛けに、まだ関係を持ってから浅いが、数日後はまたランチとホテルデートを楽しむ事になっている。