欲しい本を探すために本屋さんに向かいました。ネットで探せばすぐに見つかると思うのですが、そこは古い人間ですので、本屋さんに足を運んで本を手に取って直接購入したくなるのです。
平日の昼間でしたので、本屋さんにいてるお客様はまばらでしたが、私が探している本のコーナーに1人の男性が、本を手にして立ち読みをされていました。
私は目的の本がどこにあるかを探していましたが、なかなか見つけることが出来ず、立ち読みをしている男性のそばに近づき、一つずつ本の背表紙を見ながら目的の本を探していました。
それでも見つからなかった私は、ふと立ち読みをしている男性の本を見ました。すると、その男性が読んでいた本がまさに私が探していた本でした。
(どうしよう…この本が欲しいけど、どうしたらいいのかしら…)
私は意を決して男性にお声をかけさせて頂きました。
「あのぉ、すみません。」
「はい?なんでしょうか?」
「今、お読みになられている本は購入されるのでしょうか?」
「あっ、これね。立ち読みしてるだけだから。あなたはこの本を探されていましたか?」
「はい。」
「すみません。はい、どうぞ。私が立ち読みをしていて申し訳ございません。あなたもこの方の本を読まれるのですか?」
「はい」
「もしよろしければ、私が途中まで読んでしまったので、あなたに買って差し上げます。それと、少しお話しでもしませんか?」
同じ本に興味を持たれている方とお話をするときっと楽しいのではないかと思い、男性の提案を快諾しました。
近くの喫茶店にいき、コーヒーを注文して向かい同士になって座りました。
「コロナ禍ですが、真正面な座っても大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です。」
色々と気遣いが出来る男性に少しずつ興味が惹かれていきました。会話が進むにつれ、私の知らないことなどをお聞きすることができ、楽しい時間を過ごすことができました。
どうやら、男性は佐藤さんというお名前で、奥様と2人暮らしをされている55歳の会社経営者ということを知りました。奥様は会社の若い男性と身体を合わせているということをお話しして下さいました。
「私は残念ながら、勃起障害となり、妻の身体を満足させてあげることが出来なくなりました。そこで、妻が気に入っている男性と身体の関係を持ってもいいということを伝えました。そのかわり、心まで繋がらないでいて欲しいとお願いしています。その約束を守るのだったら、私に断りをいれずに男性と関係を持っても良いと伝えています。今日も妻は綺麗におめかしをして出かけていきました。おそらく身体の関係を持つものと思っています。」
「佐藤さんはそれでも良いのですか?」
「うーん、本音を言えば良くないですが、性欲溢れる妻を満足させてあげることが出来ないので、私の中で何とか納得できるように無理しています。」
そんな彼の心の様相に、私は心が痛みました。こんな男性もいるのですね…どこか寂しげに話す佐藤さんの目を見ているうちに私はこの人と関係を持ってみたいと思いました。
最近は、オナニー三昧で男性のあそこのことを忘れていましたが、私は彼を誘ってホテルに行くことを提案しました。
彼は驚いていましたが、身体の関係はなしということで了承してくださいました。彼は電話でビジネスホテルの一室を予約して下さいました。
ホテルに向かう道中も、色々なお話をして楽しい時間を過ごさせて頂きました。
ホテルに着いた私たちは、ソファに座り会話を続けました。彼の隣に座った私は、彼の話に傾聴していました。私はそっと彼の太ももの上に手を置きました。
彼の温もりが手のひらを通じて感じました。私は恐る恐る彼の股間の方に手を動かしました。彼の方も発する言葉に震えが感じられました。私の手がついに彼のあそこの上に来た時、私は思わず彼の口に唇を重ねました。
ねっとりと絡みつくように舌を絡ませ、唾液の交換をしていきました。私の手のひらに感じている彼のあそこが微妙に変化していきました。
私はそれを強くさするのではなく、優しく丁寧にさすっていきました。すると、彼のあそこがどんどん変化していき、ついには大きく勃起しました。
「りんごさん、こんなこと数年ぶりです。ありがとうございます。」
私は彼のズボンのファスナーをおろし、大きくなった彼のあそこを取り出しました。年季の入った彼のあそこは、色々な歴史が刻まれているようにも感じました。私は顔を近づけ、彼のあそこを口の中に含ませていきました。ちょうど良い大きさの彼のあそこ…私は唾液をつけながら、ジュルジュルといやらしい音を立てながら、舐めていきました。
彼のあそこの先から、独特の味がしてきました。ピクンピクンと時折動く彼のあそこが可愛らしく思いました。
彼は私は胸に手を伸ばし、服の上から胸を揉んできました。
「はぁん…」
オナニー以外で触られることが久しぶりだった私は、ちょっとしたことでも感じやすい身体になっていました。
彼の手が服の中に入ってきて、ブラジャーの中に指が入ってきました。私の乳首は尖り敏感になっていました。私たちはお互いの身体を愛撫しながら、気持ちが高まっていきました。
自然の流れでお互い服を脱ぎ始めました。彼は全裸になり、私はパンツ姿になりました。彼は私をベッドに誘導し、仰向けに寝かせました。
彼は私の股間に顔を埋め、パンツの上から私のあそこを刺激してきました。
「ぁあん…ぃやん…ぁああああ…」
オナニーでは感じることが出来ない、予測出来ない愛撫に、私はどんどん淫らな気持ちになっていきました。
パンツのあそこは彼の唾液と私のエッチな液体で濡れてひんやりとしていました。彼は私のパンツに手をかけると、ゆっくりと脱がしていきました。
「おぉ、綺麗…」
彼が私のあそこを見て思わず、そのように声をあげて下さいました。
彼は私のあそこに舌をつけると、ジュルジュルといやらしく吸い上げていきました。それだけで、私は軽くイッてしまいましたが、彼の吸いつきはとどまることを知りませんでした。コリっと硬くなったクリトリスに彼の唇が触れた瞬間、私の全身にビリビリっと電気が流れたかと思うほどの痺れが走りました。
自然と腰を浮かせ、仰反るような体勢となった私は、彼の口撃に身悶えてしまいました。ようやく彼が私のクリトリスから口を離した時には、私は肩で大きく呼吸をしていました。
彼は私に覆い被さるように身体を重ねてきて、私のあそこに硬くなった彼のあそこを押し当ててきました。早く私のあそこの中に彼のあそこを入れて欲しいのに、彼はあそこの先で割れ目やクリトリスを擦るばかりでした。
彼の表情を見ると、これから先のことに対する不安が浮かび上がっていました。
「佐藤さん、大丈夫ですよ。再び奥様を喜ばせるための練習だと思って下さい。」
私はそういって、下に身体をずり下ろすと、彼のあそこの先が私のあそこの中に入りました。
「ぁあん…気持ちいい…」
私はさらに下に身体をずらせ、彼のあそこを私のあそこに飲み込ませていきました。彼のあそこは熱くなっていて、私のあそこの内側が興奮していくのがわかりました。
彼も覚悟を決めたのか、私の奥深くまであそこを入れてきました。
「佐藤さん…ちゃんと勃ったじゃないですか…佐藤さんの好きなようにして下さい。」
彼は私の声を聞き終わる前に腰を振っていました。それほど早くない腰の動きが、私のあそこの中にはちょうど良い刺激になっていました。
彼の顔を見ると、若い子が必死に気持ちよくなろうとしているような表情をしていました。そんな彼が何とも可愛らしく思いました。私は両手を彼の背中に回して、抱きつくような格好になり、脚も背中に回して完全に彼と身体を密着させました。
彼のあそこが私の中を色々な角度で攻めてきたことで、私は深い絶頂を迎えました。ほどなくして、彼のあそこが膨らむと私の奥深くで精液を放ちました。
彼は射精した後も私と繋がっていました。彼の呼吸は乱れ、大きく肩で息をしていました。
ようやく彼のあそこが縮み始め、私のあそこから抜けると彼は私の横で仰向けに寝転がりました。
彼は顔を私の方に向け「ありがとう。これほど気持ちよくなれたのは何年ぶりだろうか?糖尿病を患って以来、もう勃起をすることもないだろうと思っていましたが、男としての自信を取り戻したような感覚になりました。」と柔和な笑みを浮かべながら話をしてくれました。
私たちはしばらく裸のまま横になり、手を繋ぎながら会話を楽しみました。時間もそこそこ過ぎていましたので、ホテルを出ることにしました。
「りんごさん、今日は本当にありがとうございました。このような体験はもう二度とないかもしれませんが、あなたと出逢わせてくれたあの本に感謝しなければなりませんね。」
そうして、彼と別れた私は久しぶりに感じた男の人の身体と心に満足しました。