コロナ禍ということで、今年は距離的に遠かったが車で帰省した。
私は、毎年1~2回帰省しているが、家が恋しいからではない。
学生の頃バイト先で出会った彼女に会いに行っていたのだ。
大学2年の時にバイト先で出会った彼女は当時40歳になったばかりで、とびぬけて美人ということもなかったが、とにかく肌が白くてバストが大きくて最初は顔よりも揺れるバストばかり見ていた。
私は高校生のころからバンド活動をしていて、前売り券のノルマがあって、バイト先の人達に売り込んでいた時、一人のおばちゃんが買ってくれて、その人が当日本当にきてくれて嬉しくて頑張ったのを覚えている。
それから、そのおばちゃんと親しくなり、いろいろな話をするようになって、バイトに行くのが楽しくなっていた。
おばちゃんも、学生の頃バンドでボーカルをしていたようで、話が盛り上がりカラオケでおばちゃんの歌を聴くことになった。
歌は正直、ピンとこなかったが、その時代の歌はそんなものかと思って聞いていたが、歌い終わったら「素晴らしい声ですね!」と褒めてやったら、おばちゃんが「嬉しい!」と言って抱き着いてきた時、大きなバストが私の胸を支配したので、私は頭が真っ白になり胸が爆発するくらい興奮して、そのままキスしていた。
彼女は驚くと思っていたが、反対に私の中に舌を入れてきたので、押し倒してスカートの中に手を入れた時、彼女は「ダメ、こんなところで」と言ったので、私も我に返った。
私が「好きです。」と言うと、彼女は「私のようなおばちゃんが恋愛対象でいいのか。彼女はいないのか。女性経験は初めて?」等々聞いてきたが、ただ私の体はやりたいだけでしたのですべて「そうです!」と答えて抱こうとしたら「今日はやめて!」と言われたので、その日はおとなしく帰りましたが、別れ際、暗闇に引き込んでいつまでもキスをしていましたが、彼女の息遣いで興奮して強く抱きしめたら「息ができない」と言われ、その日は解放した。
その次の週ぐらいに、彼女の車でラブホテルに入ったが、そこのホテルの入り方や予約の手続きなど慣れていることに少し驚かされた。
部屋に入るなり、手際よく風呂の準備をして、ベッドの照明のスイッチも知り尽くしているように思えた。
彼女から「お風呂一緒に入りましょう」と言われ入ると、「私ね、未経験の男性と貴方のような若い男性とお付き合いしたことないから、昨日から興奮して眠れなかったの」と言われたので興奮して、風呂の中で抱いてキスして手で彼女の下半身を思いっきり触ったら、彼女は大きな声を出して私にしがみついてきた。
ベッドでは、私より彼女の方が興奮して、部屋から漏れるぐらいの声を出していた。私は、彼女を通して初めて女を知ったが、その日は彼女のほうが興奮していたと思う。
でも、彼女のバストの豊かさは、その後の私の好きなタイプの女性像の基本になったことは間違いない。
それから私達は、私が大学を卒業するまで密会を続けた。その間、いろいろなことがあった。先ずご主人との関係だが、酒癖と女癖の悪さが主な理由だが二人目の女の子ができて暫くしてセックスレスになったとのこと。
彼女は、私に正直で「あなたと付き合いたいから、今の彼氏と別れるのでしばらくデートできない。」と言われた。
すると、どういう訳か日増しにバイト先の店長の機嫌が悪くなり、他のパート従業員が店長と彼女との関係がギクシャクしているので、職場の人達は迷惑しているというのであった。パートの皆は店長と彼女のことは知っていたようだ。
やがて店長は彼女を用事もないのに店長室に呼び込んだり、その後、彼女を尾行するようになり、今でいうストーカーになっていました。
私は、彼女から店長は婿養子として地元地主の娘と見合い結婚していると聞いていたので、店長の住所を調べて彼女を尾行しているところを写真に撮り、職場で様々な問題を起こしていると投書した。
効き目は、抜群だった。このことは今でも彼女には内緒にしている。
それからは、どちらかというと彼女のほうが私に対して積極的になってきたが、私には当時、同じ学生の彼女ができていたので当時のデートのスケジュールは大変だった。
私は、セックスだけで十分満足できたが、彼女はドライブや具体的なストーリーのあるデートを望んでいた。
でも、私は女性というもの全てを彼女から教わったので、私の心の中で彼女のスペースが多くある。
この歳になっても、毎年彼女に会いに帰省している。彼女も私を待っていてくれる。彼女が駅に迎えに来ると同時にホテルに直行していた。一回抱き合うと何かホッとするもので、ラインやメールでのやり取りで満足できないものを、彼女はその柔らかい唇と、柔らかくて大きいバスト、私を飲み込むような下半身が私のすべてを埋め尽くしてくれた。
今では、私も結婚して子供もいるが、今年も帰省したが、現在彼女は病気で入院中である。病院に見舞いに行ったが全く面接ができない。コロナが憎い!
ラインで彼女に「今、病院に来ているが会えない。心から愛している。早く回復してくれ。」と書き込んで帰った。
彼女から、「いつまでも私のことを思ってくれてありがとう。私はあなたと出会ってから、ずーとあなた一筋よ!元気になるのを待っててね。」と
返事が返ってきたので、泣きながらラインを何回も読み直して車を走らせた。