第二部
なみこさんと一緒に温泉に行けるだけでも僕は凄く
嬉しかった。たとえ少しの間でもプライベートを一緒に
なみこさんと過ごせる・・幸せな気持ちではしゃいだ。
そんな僕に【ねっ!食事!食べよっ♪】とニコッと言った
何度も来ている慣れた感じで階段を上がるなみこさんに
僕は食事の間までついて行った。
先に湯から上がっていたなみこさんは個室を事前に確保
していてスタッフに案内された畳張り部屋へ足早に
すりすりと慣らし入室していくなみこさんの素足を僕は
イヤらしくじっと追っていった・・・。
そんな僕は一瞬驚いていたが
人目を避ける為、いくらなんでも他の男と夕食なんて
人妻が堂々と出来ないよな・と僕は何となく理解した。
長方形の木製テーブル置かれ向かい合わせで座った。
化粧水が染み込んだ艶やかなすっぴん顔のなみこさんは
髪を後ろに束ね眼鏡を置き【ビールでいいよね!】と
ボタンを押し、僕はサッとメニュー眺めた・・
【カチ~ンッ!】とジョッキーを鳴らし乾杯した。
昼無しで腹が減っていた僕はあんかけ焼きそばを
食べそして少しずつ呑んだ、あまり酒は強くない。
僕の近郊温泉巡りの話や普段何してるとか、
なみこさんの話とか・・とにかく色々な話しをした。
飲み過ぎずに制御しながらほろ酔いで明るく楽しく
はしゃぐ憧れのなみこさんに鼓動を高鳴らし話す僕は
もやもやな気持ちのまま時間が経つ。
そんな会話の1コマにて僕が
【なみこさんと食事なんて、僕夢みたいっすよ!】
【あはっ♪ねねっ!貴方彼女とはかいないの?】
と、この仕事を10年以上、そして独立してからの
2年間彼女がいない事を僕はスラッと話した。
すると【だっめだそりゃ~(笑)ねっ!私なんかどうさ!
ほらっ!あはっ♪】となみこさんに笑い混じりで
片腕を頭にクルッと乗せ脇を出しポーズを見せた。
そのままに真っ直ぐになみこさんを見て僕は言った
【そりゃ~憧れのなみこさん・・・大好きっすよ】
そのままのポーズで真顔で僕をジッと見るなみこさん
【うんっ!知ってたっ!♪いっつもみてたよねぇ~(笑)
今日もずっとみてたよねぇ~~・ほらっ♪あはっ!】
と言うと両腕で胸を挟む姿に身を退きつつ凝視した僕。
【私も貴方大好きだよ!じゃ決まりだね!あははは♪】
えっ?っと思った、焦った、本当に驚きと同時に
拳をにぎって【よっっしっ!!】と僕は喜びまくった。
割り切った関係で家庭には関与しない、
ただいつも通りに送迎はするという他、簡単な約束で
なみこさんと密かな関係を結んだ。
旦那の毎夜の飲み癖・自営の手伝い・そして・・・
一年間通してもまず無い夜など、不満や旦那の手伝いと
忙しい日々に疲れたと話すなみこさん、黙って聞いた僕
そして暫くして外を出るとすぐにタクシーに
なみこさんは僕の腕に抱きついたまま僕は飛び乗った。
【○○までお願いします】なみこさんが下を俯き言った
自宅では無い住所、しかも30分はかかる、一体どこへ
と僕が訪ねると【しゃ~たあ~くぅ~】と小声で
教えてくれたのは結婚当時の社宅へ向かってた。
二階建ての旧社宅は今は書類だらけの物置になっている
二階の家具はそのままで友達とかの飲み会、後は
旦那と喧嘩して一人になりたい時に今もたまに使ってる
らしい。
僕の腕に密着して離れないなみこさんの静かな息使いと
ふわふわとした胸の感触にたまらず太股を撫でる。
その時すでに僕のチ○コは完全に硬直していた。
約30分後、夜8時は回っていたと思う頃
タクシーを手前で降りてスタスタと歩きながら
【いい?私物とか絶対忘れないでねっ!】と言われ
旧社宅に到着し僕は隠れるようにその家へ入った。
僕はタバコも吸わないし、何も残さない心配なかった。
案内されながら二階へ上がり僕はテーブルに荷物を
全部まとめ置いた、見渡すと家具は揃っていて、
そして当時のままのベッドも隣の部屋に見えた。
何やら動きまわるなみこさんをチラチラ見ながら
長いソファーに座って待つとようやく僕の横に
座ってペットボトル天然水を2人で分け合った。
少し落ち着いた話をして
【なんか・・めちゃ緊張してない?(笑)】
と笑顔で語りかけた。【してないよ・・・】嘘だった
【ねっ!キスしてっ♪】
クスッとした笑みでなみこさんが目を閉じる・・・
第三部
最後までご購読頂き有難う御座いますの感謝と共に、
もっと上手く表現出来るよう忠実にご報告出来たらと
思い筆を置きます。
最後に・・・私は初めての体験談発表となり
不慣れです。誤字や脱字などご不快な部分かあると
思います。その時は何卒お申し付け下されば、
ご質問にも可能な範囲で答えさせて頂きます。