今から26年前、私は中学二年生でした。
そんな春先、私の中学校の校区外に両親が建売住宅を購
入した事を機に、住み慣れた街からの転居と他校への転
校をする事となり、同じクラスメートだった雄介とは部
活も同じ体操部で、教室の席も私が雄介の前席だった事
もあり、授業と授業の合間、僅かな休憩時間に自然と談
笑する事も多く、お互いに思春期の真っ盛りで、異性に
対する興味も深々だった事もあり、気がつけば文通を交
わす迄の仲に発展していました。
最初は私からで、下校時に雄介の下足箱にそっと手紙を
忍ばせた事から始まり、翌日には雄介からの手紙が私の
下足箱に返されてる感じで、手紙の内容は当時のアイド
ルの話題や、私が髪型を変えると、今の髪型良いね!な
どの、たわいも無い内容でしたけど、お互いに好意を寄
せ合っていたのは確かな事でした。
そうして中学の2年から3年の2年間に渡り、私達は文
通を交わし合う仲でありながら、中学3年の3学期を機
に、お互いに高校受験の勉強に躍起になっていた事もあ
り、卒業したら離れ離れになると言う現実を意識し合う
かのように、自然と言葉を交わす事もなくなり、あっと
言う間に卒業式を終えていました。
その後私は私立の女子高に進学し、風の便りで雄介が都
立の進学高に進学した事を知り、そうこうしてお互いに
高校を卒業した2年後。
中学時代のクラスメ―トが成人を迎えようとする1月の
事でした。
中学3年生だった当時、学級委員長だった男子から同級
会を催す連絡を貰いながら、私は女子高を卒業の後、某
ホテルの洋食レストランで給仕の職に就きながら、5歳
年上の厨房スタッフの男性と恋に落ち、19歳で妊娠を
した事をきっかけに職場も離れ、その彼とは我が家の婿
養子として縁組し、既に妊娠9ヶ月の身重の身で、恥ず
かしさも手伝って同級会には出席できない旨を伝えたん
です。
その数日後、当事の私達二人の関係を知る、凄く仲良し
だった女友達から連絡を貰い、私が既に結婚もし、妊娠
もしている事を聞いた雄介が凄く寂しそうだったと告げ
られると、少しセンチな想いにもなっていました。
一人娘で育てられた環境だった事から、早すぎる結婚で
ありながら、私の両親は婿養子になってくれた夫を快く
迎え入れ、二階の6畳間でしかなかった私の部屋も12畳
敷の部屋へと改築してくれたり、調理人の夫と昔気質な
父の仲も良く、その年の数か月後には長男も産まれ、私
は20歳の誕生日を前に、母親になっていたんです。
私の傍らには常に母の存在があった事もあり、子育てに
関しては何かと力になってくれていたのですが、夫が生
業とする飲食業界はとても厳しい時を迎え、調理人とし
て働くホテル内の洋食レストランも衰退を間逃れず、客
足が途絶える一方の中、洋食から和食への業態変更に伴
、洋食の調理人だったスタッフは必然的に解雇されるは
めになり、夫もその対象でした。
会社都合での解雇で、夫は高校卒業と同時に調理見習い
として就職し、洋食の調理人として17年間勤務した職
場でしたけど、支給された退職金も僅かで、60歳で早
期にリタイアした父の貯えに助けられながら、失業給付
金を貰いながら新たな職場を見つけていたんですけど、
職人気質でプライドの高かった夫の仕事が安定する事は
無く、方々のお店で働いては辞めるの繰り返しでした。
そんな状況下で私も30歳になり、息子も小学5年生に
なっていた事もあり、家事の事は母と父に任せ、私は先
々を見据えて保険会社に再就職をし、2年間先輩社員に
付き添う研修期間を終えると、32歳で生命保険の外交
員として独り歩きしていました。
主に企業のお昼の時間帯を狙って訪問営業をしたり、と
ある有能な先輩社員のアドバイスもあり、或る日を境に
小学校の教職員室に狙いを定め、昼食の時間帯に訪問営
業を繰り返し、若い独身の教職員から契約を頂けたり、
或る時は生徒の父兄の氏名は勿論の事、自宅所在地や連
絡先が記載された名簿まで戴ける事も多く、当事は今ほ
ど個人情報に関する規制も緩く、教職員からみても、毎
日のように訪問してくる保険の外交員の存在が鬱陶しい
事もあったのでしょう、そういう情報は割と簡単に手に
することが出来たんです。
そんな保険の外交の仕事にも慣れ、一人息子も高校2年
生となり、私も38歳になっていた時でした、或る小学
校の教職員の方から生徒さんの名簿のコピーを頂き、フ
ァミリーレストランで遅い昼食を兼ねて休憩していた時
でした。
何気なく目を通す名簿に懐かしい〇〇雄介の名を見つけ、
記載された生年月日から、私の知る雄介で在る事に間違
いは無く、お子さんも男の子がお一人で、5年3組に在
籍している事や、懐かしさが込み上げてくる中、何を思
ったのか、私は記載された住所を頼りに、雄介のマンシ
ョンを訪ねていたんです。
ドアフォンを鳴らす私に奥様の返答があり、インターフ
オン越しに訪れた経緯を伝えると、開けられたドアの先
には、当時の面影が色濃く残る、雄介本人が立っていま
した。
玄関先でお互いにきょとんとしたものの、有給休暇の消
化でたまたま在宅していた雄介に快く居間へと通される
と、奥様も交えながら中学当時の想い出に花を咲かせな
がら、小一時間ほどでその場を後にしていました。
それから10日程経った頃です。
雄介とは名刺の交換もしていた事もあり、突然私の携帯
に雄介からの連絡が入り、差支え無ければ一度食事でも
どうかと誘われ、私が嬉しさの余り二つ返事で応じると、
土曜の午後6時、歓楽街にあるお店で待ち合わせる事とな
ったのです。
その当時の夫は何とか再就職も叶ってはいたんですけど、
就業時間は午後6時から翌日の午前2時までの勤務で、
終電も無い事から営業終了後は店の休憩室で仮眠を摂り、
始発電車に乗って帰宅するパターンの繰り返しで、帰宅
後も僅かばかり睡眠を摂り、再び出勤するような生活の
連続で、夫とはすれ違うばかりの暮らしで、思春期を迎
えていた長男や、早期にリタイアし、常に夜更けまで起
きている事が多くなった父の影響もあり、夫婦の夜の営
みが交わされる事は皆無に等しい状況が続き、既に5年
が経過していました。
待ち合わせ当日は久し振りのお洒落もし、先に待ってい
ると言う炉端のお店に入ると、カウンターでグラスを傾
ける雄介が、満面の笑みを手向けていました。
海鮮が並ぶ炉端のカウンターで横並びに座り、お互いに
全然変わらないね!と言葉を交わす私達。
話題はもっぱら中学生の当時の事や、成人前の同級会で、
私が19歳で結婚をし、妊娠もしている事を聞かされ、
凄くショックだったと言う雄介。
雄介も大學を卒業し、24歳の時に同じ職場に勤務して
いた今の奥様と結婚し、27歳で一粒種の長男を授かる
と、2歳年上の女房には尻に敷かれっぱなしだとも言い、
私の容姿をしげしげと観ながら、とても高校2年生の息
子さんが居る様には見えないとも言われ、半分お世辞だ
と判りながら、心の内ではとても嬉しく感じていました。
お互いにお酌を交わし合いながら、ビールから日本酒へ
と嗜好を変えると、より饒舌になった雄介は中学生だっ
た2年間、夜な夜な私の事を思いながら、何度オナニー
に耽ったか判らないよと言われ、酔ったの?と笑う私の
カウンターの下で、ワンピース越しの太腿に左手を添え
る雄介に、私は拒む事も出来ずにいました。
酔いに任せ、大胆にも当時の想いを告白する雄介に対し、
性に対しては早熟で、中学の1年生でオナニーを覚えてい
た私も以下同文で、私も高校入試の受験勉強をする合間、
雄介との行為を想像しながら、何度かオナニーに耽って
いたのは事実でしたし、当の本人を眼の前に、恥ずかし
くて言葉には出せませんでしたけど、当時雄介が私を想
いながらオナニーに耽っていた事を知り、堪らなく嬉し
かったんです。
そんな会話からお互いの夫婦間の話題にもなり、私が夫
と結婚した経緯や、職人気質でプライドが高く、転職を
繰り返す事が多かった夫のせいで、保険の外交員に成ら
ざるを得なかった事を打ち明けると、雄介は東証二部上
場の部長に出世しながら、自分の事を給与を運ぶだけの
鳩だと準え、一瞬見せた寂し気な眼差しに、奥様との関
係が透けて見えた気がしていました。
お互いに良い感じで酔いも回り、午後9時を周る頃にお
開きにしようと言う事になり、お店を後に歓楽街をそぞ
ろ歩くさなか、突然私の右手を握り捕らえた雄介は、し
てみたかったんだよねあの頃。と何食わぬ顔で前を見据
え、歓楽街の終わりから続くラブホテル街へと向かって
いたんです。
私は内心ドキドキしてはいたものの、飽くまで平静を繕
いながら、こらこら雄介、何処に向かうのかな?何てお
道化る私に、お互い当時抱いていた想いを実現させない
か?と真顔で言われると、私の本心を見抜いたかのよう
に、何処となく昭和のイメージが残るラブホテルの門を
潜っていました(〃▽〃)
部屋に入るなり抱きすくめらると、私は雄介に抗う事も
無く、自ら両目を綴じる私に唇を重ねられ、捻り入れら
れた舌を受け入れると、何度も舌を絡め合いながら、
私は24年振りに思いを遂げた瞬間を噛みしめながら、
私の恥丘に当る硬く漲る雄介のシンボルを感じ、思わず
左手を添えてその感触を確かめると、私の背中に回した
左手でワンピースの裾をたくし上げ、パンスト越しに尻
肉を撫でる手は、その合わせ目から私の陰部を刺激し始
め、既に潤っていた事を自覚していた私はとても恥ずか
しく、お湯を張るね?とその場を切り抜けていたんです。
黙ったまま備え付けのテレビを点ける雄介。
アダルトビデオが流れ始めるさなか、冷蔵庫から缶ビー
ルを取り出すと、ご主人とは有るの?とさり気なく問質
す雄介。
中学生の頃と少しも変わらず、思った事を素直に口に出
来る性格はあの当時のままで、私はそんな雄介に素直に
なり、もう5年は無いよ!と答えていたんです。
ソファーに横並びに座り、再び互いの舌を絡め合う密室
で、胸元から続くワンピースの前釦が一つ二つと外され、
完全に前が肌蹴た状態になり、フロントホックのブラを
片手で外されると、露わになった乳房の頂がその唇に含
まれ、舌先で転がされながら仰け反ってしまった私。
数年振りに味わう悦楽に敏感なまでに反応し、パンスト
を潜る手が私のショーツをも潜り、潤いを隠せない私の
陰部に雄介の指先が潜らされ、堪え切れずに喘ぎ声を上
げる私に、潜らせた指先に容赦なく振動を与えられると、
自分でもはっきりと聞き取れるほど、湿りを帯びた音色
を発していました。
やがてバスルームから溢れ落ちる湯水の音色が届き始め
、一旦私の膣に潜らせた指を引き抜くと、パンストにそ
の両手を掛け、優しく脱ぎ下ろしてくれた雄介。
そして私のショーツまで脱ぎ下ろすと、綾ちゃん、こん
なに感じ易かったんだね!と悪びれもせずに私の濡れた
膣口を掬い舐めて見せると、一糸一枚纏わない丸裸の私
は、雄介に促されるまま、バスルームへと向かっていま
した。
シャワーを終え、バスローブだけ纏って戻る私がブリー
フ一枚だけになっていた雄介を目の当たりにすると、当
事から変わらない無駄の無い体躯は健在で、発達した上
腕二頭筋は体操男子ならではで、夫には無いシャープな
フォルムを浮かべ、交代でバスルームへと向かう姿をベ
ッドの上から見届けながら、淀みなく湧き上がる粘液に
恥ずかしさも加わり、そっとティッシュで拭ってさえい
た私。
やがて10分程でベッドの左端に背けていた私の元に戻
り、綾ちゃん見てよ!と言う声に私が向き直してみると、
肌蹴たバスローブの合間から隆隆としたフォルムを誇ら
しげに覗かせる姿を眼に、初めて見る雄介のフォルムは、
夫しか知らなかった私にとって驚異的な造形を模ってい
て、半身を起こしていた私の右手を取り、弓形に反り勃
つ自身のシンボルを握らせるように仕向けると、その熱
を持ったシンボルは一層硬く屹立し、私は暗黙の了解で
舌を這わせ、全方向から丹念に舐め上げながら、夫から
仕込まれたテクニックを用い、口腔深く何度も咥え込ん
でみせました。
綾ちゃん夢でも見てるようだよ!と眉間に皺を寄せる雄
介の姿を見上げ、我慢も限界だった私が強引にベッドへ
と引き込むと、乱暴にバスローブの紐を引き抜き、再び
奪われた唇に互いの舌を絡ませ合いながら、次第に双方
の耳孔へと潜る舌先は首筋へと流れ、両腋にまで滑らさ
れる舌使いに恍惚の表情を浮かべると、私の両脚は片方
づつ蛙脚のように拡げられ、ぱっかりと口割け、剥き出
しになった小陰唇の縁を雄介の綺麗な指先で辿られると
、思わず大きな声で喘いでしまい、ゆっくりと沈められ
た指先に膣壁を掻き回されると、再び湧きあがる膣粘液
を抑える事もままならず、そんな恥ずかしい状況にも係
わらず、伸びた舌を這わせながら、淫靡な音色を奏でる
ように、私の陰唇の縁から膣口に舌を滑らせ、やがて肥
大したクリトリスに小刻みに震える舌先が触れると、生
まれて初めて満ち潮の聖水を放っていました。
既に膣奥での痙攣も覚えながら、メリメリと音を立てる
ように雄介のシンボルが挿入されると、かつてないその
大きさを膣壁に感じながら、緩急を繰り返すように、丁
寧かつ力強く突き返すストロークに再び満ち潮の聖水を
放ちながら、脊髄に奔る閃光のような快感を覚えると、
私は白眼を剥きながら、遠のく意識と共に失神してしま
ったんです。
どれ程気を失っていたかは定かではありませんけど、意
識を取り戻した視線の矛先には、優しい視線を手向ける
雄介の表情が浮かび、そっと口づけを交わし、綾ちゃん
凄く良かったよと言う雄介に、訳も無く涙を溢れさせて
いた私。
お互い酔いも醒め、二人一緒に帰りしなのシャワーを浴
びながら、半年に一度は密会しないか?と言う雄介に断
る理由も無く、寧ろ余りの躰の相性の良さから、私は毎
月抱かれたい位の思いだったんですけど、女の私から言
い出せる度胸も持ち合わせず、あれから2年が経つ現在
も、約束どうり半年置きの密会を重ね、私も雄介もアラ
フォー世代になり、今年の10月には5度目の密会を果たす
事となるんですけど、お互いの秘め事が漏洩する事が無
いようにと、半年と言う歳月に一切の連絡を取り交わす
事も控え、初めて結ばれた時と同じ炉端で近況を交わし
合い、同じ歓楽街に続くラブホテルの一室に籠り、獣の
ように求め合っています。
何歳迄続けられるかは想像も出来ませんけど、お互いに
取って、生きる糧になっている事は確かですm(__)m